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homeスイスの愉しみ-スイスニュース2017/18 -過去のニュース検索 - 2018-4-18
買い物外国旅行減る
南ドイツの商業組合の発表によると2017年の売り上げは前年比2%増えた。これは前年の増え方よりも少ない。組合運営者のOlaf Kather によると原因はスイスから越境して買い物に来る人が減ったからだという。2015年にスイス国立銀行が1ユーロ対1.20フランの死守ラインを停止して以来、スイス人は、特に家具、自動車、キッチンなど値段のかさむものを盛んにドイツに買いに出かけたが、その動きが弱くなった。また、スイス企業が国内での買い物を呼びかけたことも効果があったのだろうとKatherは話す。ドイツ税関は昨年の統計をこの金曜日に発表するが、付加価値税の推移が注目される。2018-04-17
ドイツ税関 zoll.de - Olaf Kather -
今年の夏は中庸、Böögg
チューリヒの恒例行事Sechseläutenが今日行われ、目玉の雪人形Bööggの頭部が18時の着火から20分31秒で破裂した。この祭りはチューリヒの発展とともに大規模になり、今年も広場は満員となり、よく見ることができないためバス停の表示板によじ登る人もあった。祭りは冬を追い払い、夏を占うもので、破裂までの時間から今年の夏は平凡なものになるということになる。破裂の後も、残り火でソーセージを焼くなど、人々は春の夜を楽しんでいる。2018-04-16
Sechseläuten - Böögg -
数字で比べたスイスと日本
スイス連邦大統領Alain Bersetが東京で安倍首相と会談したが、公共放送SRFが世界銀行、OECDとスイスの機関のデータから両国の比較を纏めた。国土面積41285平方㎞‐377962平方㎞。人口830万‐12700万。100才以上の住民1564‐67000。都市住民74%‐94%。平均余命83.2‐83.8。人口10万人につき自殺者数15.5‐21.7。国技、スイス相撲Schwingen-相撲。最高標高Matterhorn4478m‐富士山3776m。一人当たりの年間チョコレート消費量11㎏‐2.5㎏。一人当たりの年間コメ消費量5.6㎏‐59㎏。最長鉄道トンネルGotthart57.1㎞‐青函トンネル53.9㎞。一人当たりの年間鉄道利用㎞2258㎞‐1910㎞。年間航空客、スイスから日本へ32221人‐日本からスイスへ197567人。稼働可能の原子力発電所5‐42。最大都市の人口Zürich40万人‐東京3820万人。輸出、スイスから日本へ73億2600万フラン‐日本からスイスへ35億5200万フラン。化学薬品35憶9400万フラン‐9憶7100万フラン。精密機械、時計、宝飾品24憶6600万フラン‐8憶7700万フラン。機械、工具、電子機器5憶4100万フラン‐7憶0300万フラン。農林業製品3憶3300万フラン‐0。自動車0‐6憶9800万フラン。金属2憶0400万フラン‐1憶0700万フラン。その他1憶8900万フラン‐1憶9500万フラン。2018-04-12
Alain Bersetアラン・ベルセ - SRF - Schwingen
更に増える廃炉コスト
Uvek連邦環境交通エネルギー通信部は原子力発電所の廃炉と廃棄物処理のコスト全額を246億フランと算出した。これは2016年に発表されたコストよりも12億フラン多い。廃炉には38億フラン、廃棄物処理には208憶フランかかる。Uvekはこの専門家たちによって算出されたコストに疑問を挟む理由はないとしている。この計算は廃炉基金と廃棄物処理基金Stenfoのための委員会の求めによって原子力発電事業者の団体swissnuclearが提出した2016年のデータに基づいている。Uvekは、試算が低放射性から高放射性の廃棄物まで同じ最終物貯蔵所に収められるという想定で行われていることが不確定要素だとしている。最終貯蔵所の立地選定はまだ進んでいないため、6憶5100万フランが追加的に必要になると算出されている。更に立地州への補償のためのコストが4億フランとされていることについてはUvekは認められないとしている。また、発電所建造物の解体にはStenfoの資産よりも10憶9700万フラン多いコストが必要だとしている。廃炉と廃棄物処理は事業者の負担によると核エネルギー法で規定されており、事業者が廃炉基金と廃棄物処理基金に供託金を払うと決められている。この供託金の額はUvekの算出した数字によって決められ、今回は2017年から2021年までの供託金額が決められる。この決定への異議申し立て期限は30日で、最終的な金額は廃炉と廃棄物処理基金規制法SEFVが発効する2019年に明らかになる。2018-04-12
Uvek - Stenfo - swissnuclear
USAのロシア制裁の影響がスイス企業にも
機械テクノロジー企業SulzerのUSA法人の口座がUSA当局によって凍結された。これは有力株主のViktor VekselbergがUSAの対ロシア経済制裁のリストに入っているための措置だとみられる。Sulzerでは、凍結されたのは新事業の口座だけであり、給与や納入業者への支払いには全く支障がないとしている。しかし、新事業を始めることは許されず、先週金曜日以後の契約は無効となる。USAは先週金曜日にプーチンに近い企業に対する制裁をスタートさせ、そのリストにはVekselbergが入っており、彼のRenovaグループ傘下にはSulzerの他にOerlikonと Schmolz+Bickenbachというスイス企業が入っている。また、彼自身はツーク州に居住しており、世界の富豪50人の一人だ。Sulzerは月曜日、500万株をRenovaグループから買い、Renovoグループの株式持ち分が50%を下回った。スイス銀行大手UBSとCredit SuisseはSulzer株の取り引きを停止し、経済界には大きな危機感が広がっている。2018-04-11
Sulzer - Viktor Vekselberg - Renova Wikipedia
メディアを信じない若者
若者のための政治情報機関easyvoteの政治モニターの最新の報告によると、毎日、政治に関する情報に接する若者は40%足らずで、その原因は政治と既存報道機関への不信だとeasyvoteのZoë Maireは分析する。政治を見守ることの重要性については殆どの若者が認めているが、最近のフェイクニュースの横行などにより不安が広がっている。若者が既存報道機関から離れていることは確かだが、他のメディアに移っているという現象ではない。easyvoteでは若者が情報に触れるための他のチャンネルを必要としていると考え、中立的で政治限定的な事実に基づいた情報を提供することでこの溝を埋める試みを続けている。WhatsApp上で政治議論をする若者もいるが、興味が退歩していることは確かだ。Facebookなどの利用も減っており、情報取得の穴が出来ている。おそらく学校教育で政治をもっと扱うことが必要だが、現実は逆の傾向が進んでおり、時間数は2016年来減ってきている。政治、メディアが協力して独立のパイプを作り、若者の信頼を取り戻すことが必要だとZoë Maireは話す。2018-04-10
easyvote - Zoë Maire - WhatsApp
まだ紙に張り付く新聞読者
スイスの新聞読者の3分の2は紙の新聞を読み、3分の1はネットが提供するものを利用している。広告メディア分析会社Wemfが定期的な読者を対象に調査した。Luzerner Zeitung、St. Galler Tagblatt、Le Tempsなどの地方新聞が6か月前の調査に比べて印刷部数をわずかに増やしているのに対して、伝統紙Tages-AnzeigerやNeue Zürcher Zeitungは部数を減らした。Neue Zürcher ZeitungとTribune de Genèveは印刷部数が減った分をネット部数で補うことが出来た。無料新聞20 MinutenとLuzerner Zeitungもネット利用者を増やした。大衆紙Blickはネット読者を減らしたものの、697'000人のネット利用者を記録した。Tages-AnzeigerとLe Matinも同じ傾向となった。最大の読者数を持つのは20 Minutenで、紙が190万、ネットが130万となっている。2018-04-10
Wemf - Luzerner Zeitung - Tribune de Genève
1億6500万年前の海底
アアルガウ州のFricktalの鉱山Herznacher Bergwerkで昨年発見された1億6500万年前の海底が一般に公開された。多数の海生生物の化石も見つかっており、地質学者Peter Bitterliは全ヨーロッパでも珍しい発見だと話し、大洪水によって生物が押し流されてここに集まったと考えている。鉱山所長Stefan Schranerは多くの見学者が既に訪れたとして、採掘のスピードを上げたいと話す。恐竜が出てくるかもしれないと彼は笑うが、可能性のないことではないと考えられる。2018-04-07
Herznacher Bergwerk - effingermedien.ch - Stefan Schraner
人口増加の勢いが弱まる
BFSが発表した暫定値によるお2017年末にスイスには8'482'200人の人が生活していた。これは前年比0.7%増だ。増加率は2007から2016年までの平均よりもはっきりと低く、2000年代初頭の水準だ。スイス人、外国人ともに増えたが、増え方は外国人のほうがわずかに強かったが、移入は前年比10%減った。移入者は前年比10%減の172'500人、移出者は121'200人で、移出入のバランスは移入が上回ったが、28%で、2006年以来の低さだった。自然人口増減でも、出生が死亡を18'400上回ったが、これは前年比19.7%の減だ。スイス人は0.6%、外国人は1.1%増えたが、これも前年に比べてはっきりと増え方が小さかった。2018-04-06
BFS - -
高速列車テスト、Gotthard
Gotthard(Gottardo)トンネルを走行する新型列車Girunoのテストが行われ、275㎞/hのこれまでの最高速度が記録された。運営が開始されるのは2019年になる。2018-04-03
Gottardo - Girunoウィキペディア -
乳が腫れて苦しむ牛、品評会
乳牛品評会で最も大事なのは満々と乳を湛えた乳房だ。農家は乳を搾る時間を開会時間が終わってからにして対応している。しかし、乳牛には苦しみで、浮腫が出来ている牛も少なくないという最近の調査も発表されている。この苦しみを軽減するために今年から新しい規則が適用される。動物保護者が乳牛を検査する時にあ酪農家は極度に神経質になり、Bulleの品評会では諍いも起こった。ホルシュタイン牛を飼育するPatrick Rüttimannは品評会に出る乳牛は他の牛に比べて健康で長生きすると主張する。規則が新しくなる時には何時も緊張があるとホルシュタイン育牛農家団体の運営者Pascal Monteleoneは落ち着きを求める。品評会で顕彰された牛は直後に超音波検査にかけられることが新規則で決められており、この方法は国際的にも最近、認められた。浮腫が見つかった乳牛には搾乳の間隔を短縮することが求められ、場合によっては罰金が科せられる可能性もある。STSスイス動物保護の獣医、Julika Fitziは規則があまりに甘いと批判する。連邦獣医局のKaspar Jörgerは軽度の規則違反で法的な手段に訴えることは時間的、コスト的に負担が大きすぎると規則を擁護する。超音波検査は3の大きな品評会St. Gallen のTier und Technik、LausanneのSwissexpo、BulleのExpo Bulleで実施され、23%の乳牛に浮腫が認められた。Collodiumで乳首を接着することは今も許されているが、瞬間接着剤の使用は禁止された。しかし、Fitziは瞬間接着剤の使用を強く疑っており、牛舎に入ろうとして、酪農家ともみ合いとなった。2018-04-03
Pascal Monteleone - Julika Fitzi - Expo Bulle
最も遠い星発見
国際的な研究者からなるUniversité de Genèveジュネーヴ大学と EPFL連邦工科大学ロザンヌの共同チームがこれまでで最も遠い星を発見したと発表した。この星は地球から90億光年にあり、銀河の存在は139億光年のところに確認されているが、個別の星としては最も遠いところに発見されたものだ。50億光年のところにある銀河MACS J1149 + 2223の観測中に偶然に発見したもので、2011年に撮影された画像にはなかった光る点を探った結果だという。この星は恒星で、太陽の数十万倍以上の光を放っていると見られる。この発見は地球と星の間を巨大な天体が横切ることによって起きる重力レンズと呼ばれる現象によって実現できたもので、それも理想的な距離のところでこの現象が起こったことで奇跡的な発見が可能だった。この星はMACS J1149 + 2223 Lensed Star 1と名付けられた。Antonio Cava教授はこの星の通称を、太陽の近くを飛んだために焼かれてしまったギリシャ神話のイカルスにすると語った。2018-04-02
MACS J1149 + 2223 Lensed Star 1 - 重力レンズ - Antonio Cava
破産数大幅増、損失は縮小
2017年、倒産と個人破産は前年比330件または2.6%増の13'257件が記録されたが、破産に伴う経済的損失は1994年以来の小さいものに留まった。景気が上昇している状況で破産数が増えたことについてBFS連邦統計局は分析を発表していないが、全体の3/4がジュネーヴ湖地方に集中しており、ヴォー州でも前年比3.8%増えるなど地域差が目立つ。2018-03-30
BFS - -
ホスピスが足りない
終末介護施設、いわゆるホスピスの運営は愛と寄り添いの気持ちだけでは成り立たないことは誰にも明らかなことだが、通常の介護施設の3倍の労働力が必要であることへの理解は小さい。これはすなわち、経済的な負担が大きいことを意味する。入院者は一日240フランを払い、施設側は寄付を集めることに大きな労力を割いている。寄付は年配の個人からが大部分で、100フランほどのことが多く、大口の寄付者を見つけることは非常に難しい。ホスピスの多くは度々、経済的な隘路を潜り抜けることを余儀なくされる。ルツェルンの終末介護を必要とする人のための自宅介護団体BrückendienstのSabine Moserはホスピスがあまりに少ないと訴える。自宅で亡くなる人は5人に一人で、多くの人は自宅介護だけでは無理で、医療機関での治療を必要とする。全国でホスピスは5つしかなく、病院や普通の介護施設に頼ることになるが、介護施設は若い人には適した場所ではなく、病院に運ばれるとまずは検査コースが行われることが常で、病院での終末医療は原則的に1日、2000フランかかり、医療保険のカバーを超える場合は、退院を余儀なくされる。そこで、Exitなどの自殺幇助団体がテーマになる。BAG連邦健康局も包括医療費算出法は終末医療には理想的でないことを認め、公的資金からの支出も検討に値するとしている。しかし、医療費が上がり続ける状況では、実現は極度に難しいと見られる。2018-03-30
ホスピス ウィキペディア - Brückendienst -
鼻の差でリード、チョコレートイノヴェーション
特に中国やインドなどの新興国は嗜好品チョコレートをますます目を付けているが、実をつけるまで20年かかるとされるカカオの生産問題だけではなく、新しい需要に答える製品を誰が作るかも注目を集めている。ETH連邦工科大学チューリヒでは微細な空気と水の粒を混ぜ込むことで、カロリーを減らすと同時に、味を感じやすくする技術が開発されている。この結果、現在、100gが標準となっている板チョコは近い将来、同じ大きさで重量が減るか、同じ重量で形が大きくなると考えられる。色も現在、黒、茶色、白が主流だが、ピンクも市場に出ている。ピンクは追加色素を使わずに実現できるために、他の色よりも有利だと見られている。投資家もチョコレートが利益の出る商売であることに気づき始めているため、メーカーは創造性だけでなく、テクノロジーでもよりイノヴェーションを求められている。2018-03-30
foodaktuell.ch - -
だんだん浸透する自動運転バス
2年前に試験運行が始まった頃の一般の反応は「かわいい!」であり「すごい!」ではなかったが、郵便バスが行っているSionの市心部の無人運転シャトルバスは定着し始めている。Smart Shuttlesと名付けられたミニバスは受け入れられており、運行路線は当初の距離の2倍の3㎞に伸びている。駅と中心部を結ぶ路線は通勤客にも利用され始めている。現在、光信号が改造されており、間もなく2台のバスの間の連携が無線で行われるようになる。Bernでは同様のバスがテストコースで運行が試されているが、これは一般向けのものではない。 Maienfeldでは計画が一旦、停止されている、2㎞にわたる上り坂に耐えられる性能がまだ実現されていないためだ。 Neuhausenでは3月27日から町の中心部を自動運転バスが走っており、Schaffhausenの市内交通網に組み込まれている。ETH連邦工科大学チューリヒが現在、住民の許容についての調査を行っている。 その他、Zürich, Freibourg, Geneveでも試みが行われている。どの試みでもフランス製の車両が使われており、 NavyaのArmaかEasymileのEZ 10だ。両社は自動運転車の分野ではヨーロッパで最も先行している。2018-03-27
Sion Postauto - Easymile EZ 10 - Navya Arma
三年連続減益、小売り最大手
小売り最大手Migrosは2017年の決算を発表したが、純益は5億30万フランで、前年比24%の減益となった。これは3年連続の減益だ。Migrosは近年、市場の圧力が強くなったためだとしている。しかし、協同組合連合の新総裁Fabrice Zumbrunnenはグループの健康状態は非常に良いと語った。2018-03-27
The European Supermarket Magazine - Fabrice Zumbrunnen -
Bern州選挙、他と同じ
ベルン州の議会選挙が行われ、結果は他の地方選挙のトレンドを追うものとなった。議席を増やしたのは5議席増のSP社民党と3議席増のFDP自民党で、敗れたのは最大勢力のSVPスイス人民党で、3議席減となる。プロテスタント政党EVPも2議席、減らした。2018-03-26
ベルン州議会 - SP - SVP
若い企業の上場ラッシュ
若い企業の上場の勢いは衰えていない。証券取引所を運営するSIXは好景気が追い風になっていると分析する。2018年はこの勢いが更に強くなると見られている。ケータリングのGateGroup、ハイテクのSensirion、医療テクノロジーのMedartisが現在、手続き中で、後に続く企業も多い。SIXのJulian Chanは、証券市場が高値を付けており、不安材料は少なく、さらに投資者は潤沢な資金を持っており、新しい投資先を探していると、理由を分析する。投資者だけでなく証券取引所もこの動きを歓迎しており、上場手続きの簡素化が寄与していると考えている。上場申請は4週間以内に処理され、ヨーロッパで最も速い証券取引所だと自慢する。SyngentaとActelionという大きな企業が買収されてスイス証券市場を離れたものの、成功の年であった2017年に増して2018年は良い年になると見られている。2018-03-19
SIX - GateGroup - Sensirion
放し飼いの鶏の卵だけ取り扱い
小売り最大手のMigrosは今後、放し飼いの鶏の卵だけを販売することを決定した。養鶏業界団体Gallosuisseはそれに対して仕入れ価格を上げることを要求しているが、Migrosはまだ耳を貸していない。2018-03-19
Migros - Gallosuisse -
忘れ物をするならベルン
チューリヒの市内交通VBZの電車やバスで忘れ物をして、見つけようとする人はかなり苦い思いをすることになる。忘れ物を速く見つけたい人には窓口で手数料90フランが課せられ、これには見つけた人へのお礼は含まれない。しかし、ベルンの市内交通Bernmobilは利用者に優しく、運転士に届けられたものは無料で引き取ることが出来る。忘れ物窓口Fundbüroの利用料も5から10フランだ。2018-03-14
VBZ - Bernmobil - Fundbüro
チーズバクテリア培養、社会化
連邦がチーズバクテリアの培養事業から撤退する方針のため、スイス独特のチーズの将来が心配されていたが、連邦とチーズ業界団体との交渉の末、事業を社会化することで解決が見られそうだ。エンメンタール、アッペンツェルなどのチーズの独特の風味にはバクテリアが主要な働きをするが、これまで連邦の研究機関Agroscopeが培養を受け持ってきた。Agroscopeは数十年に渡り、バクテリアを収集し、混合し、培養してまたチーズ生産者に戻してきたが、ここでも節約の波がおしよせ、高コストの役目を果たすことが出来なくなった。チーズ業界振興団体の弁護士Lorenz Hirtは事態を予知して、1年前から関係者と対策を練ってきた。民営化は、小規模チーズ生産者が新しいバクテリアを手に入れることが出来なくなると見られるため、初めからテーマにはならなかった。解決策は業界全体が共同で事業を行うことで、業界団体Fromarte、小規模生産のチーズも含む種別生産者組合、乳製品生産者協会までが参加して、牛乳の重量に従う公平な量のバクテリアの差別ない配布を保証することで合意を目指している。交渉は最終段階にあり、Hirtは合意を確信している。合意には連邦も署名する予定で、スイスチーズが自由市場でも生き残るための微細原料を保護し育てることが保証される。2018-03-13
Agroscope - チーズバクテリア Wired - Fromarte
在外スイス人の銀行問題に突破口
USAとの税と資金洗浄をめぐる争いのために、外国に居住するスイス人のスイスの銀行との取引に大きな障害が出ているが、在外スイス人団体ASOとジュネーヴ州銀行との間でこのほど合意がなり、同銀行との口座取引には問題がなくなったと団体代表Remo Gysinが発表した。これまで、在外スイス人がスイスの銀行のスイス内や外国支店で口座を開くことが拒否されたり、極端な場合は口座を解除されたりする例が続出していた。ASOは大手銀行UBS、Credit Suisse、Postfinance、Raiffeisen、Zürcher Kantonalbankとも交渉を続けているとしており、今回の合意は最初の一歩だとフランスのMonpellierから会議に駆け付けた名誉公使Jean-Paul Aeschlimannは正常化が進むことを喜ぶ。しかし、同じ代表会議メンバーで20年以上、シンガポールに住むSabine Silbersteinは、さらなる進展を切に望むと話した。在外スイス人は銀行との取引で手数料などの面で内国スイス人とは差別されており、これらの問題の解決も残っている。これまで、連邦内閣も議会もこの差別問題の解決に動いておらず、80万人の在外スイス人の団体は政治に働きかける計画だ。2018-03-12
ASO - Sabine Silberstein - ジュネーヴ州銀行Banque Cantonale de Genève
自動車の都は現在ジュネーヴ
Salon de l'auto de Genèveが開幕した。まさにこの時を狙ったようにTrump大統領の懲罰関税が発表され、自動車ショーにも不安の雰囲気が漂っている。Rolls-Royce、Toyota、Bentleyをはじめとするメーカーは自由貿易が自動車業界にとって必要だと強調する。 紹介される車は今年もまたSUVが重点で、Volvo XC40が今年のクルマに選ばれている。Salonの会場Palexpòで行われた受賞車発表会ではSeat IbizaとBmw Serie 5が2位と3位に選ばれたことが発表された。勿論、Ferrari 488 PistaやMcLaren Sennaなどのスーパーカーも話題だ。2018-03-08
Salon de l'auto de Genève - Volvo XC40 - Ferrari 488 Pista
スイス最古の原子炉、再稼働
スイスで初めて商業原子力発電が始められたBeznauブロック1は2015年以来、稼働が停止されていたが、核安全当局ENSIは再稼働を許可する決定をした。運営会社Axpoは圧力容器の検査の後、3月半ばにも発電を開始する考えだ。AxpoのCEO、Andrew Walo は内外の40人の専門家が関わった検査のコストは3億5000万フランだと記者会見で明らかにした。稼働許可は2030年までだ。2018-03-07
Beznau 1 - ENSI - Axpo
Check in Check outスタート
SBB連邦鉄道はいわゆるE-Ticketを始めた。これはスマートフォーンにアプリlezzgoPlusをインストールして、電車やバスに乗車券なしで乗車し、下車した時点でその区間の最低運賃が探し出され、口座から引き落とされる。第二の鉄道事業者BLSは既に1月にこのサービスを始めている。248の運輸事業者と15の運賃共同団体がSBBのシステムと結ばれているため、ほぼすべての重要路線で使うことが出来るようになる。BLSのBernard Guillelmonは、これまでのテスト期間で3600人が利用しており、需要は確かにあると話す。E-Ticketのエラー発生率はこれまで1%で、顧客が安心して利用できる段階だとSBBはしている。問題は全ての利用記録が保存されることで、鉄道利用者団体Pro BahnのKarin Plättlerもその点を批判する。また、旅行中は運賃を知ることが出来ないことも問題だとして、Plättlerは窓口や自動販売機で乗車券を買う可能性を存続させることを要求している。2018-03-06
lezzgoPlus - BLS - Pro Bahn
数時間の仕事も届け出が必要
連邦内閣が、契約がある限り、月に数時間の仕事でも労働当局に届け出る義務があるという方針を決めたことに批判が集まっている。庭仕事、家事手伝い、ベビーシッター、家庭教師などがそれにあたるが、SECO国家経済事務局の説明では、雇用に内国居住者を優先するという法律が成立したためだ。失業率が8%を超える業界の雇用者はRAV地方雇用仲介機関に雇用を届け出無ければならないという法律は7月1日に発効するが、この閾は2020年には5%に引き下げられる。FDP自民党の国会議員Isabelle Moretはこれが実行されれば、お役所仕事の空回りが起き、国内に住む失業者の就職を援助するという本来の目的に支障が出ることは確実だと批判し、内閣がこの方針を撤回しなければ、法律の改正案を提出するとしている。届け出義務を怠ったものには40万フランまでの罰金が科されることになっている。2018-03-05
SECO - RAV - Isabelle Moret
視聴料廃止、否決
公共放送の視聴料の廃止を求める国民発議NoBillagは今日、国民投票にかかけられたが、反対66%ではっきりと否決された。2018-03-04
NoBillag - 連邦政府 -
インターネット上の動きすべて記録
今月初めにBüpfと呼ばれる法律が発効し、通信がすべて記録されている。この法律に反対する国民発議は署名集めに失敗して実現しなかった。この法律によって、インターネットサーフィンも記録されていると考えられ、記録保存されたデータは犯罪捜査のために使われるとされているが、逆探知が可能になるためにはすべての動きが完全に記録されることが必要で、公開WiFi最大手の一つMonzoon NetworksのCEO、Matthias Kochはその他の可能性は思い浮かばないと説明する。そのため、プロヴァイダーはすべてを記録保存する義務を負うが、多くの国のように当局が常に関与する制度ではないという。2018-03-03
Büpf - Monzoon Networks -
運転免許返納高齢者に半額パス、ジュネーヴ
Geneve市は運転免許を返納する70才以上の人に市内全線パスを半額で提供する。unireso Tout Genève Seniorと呼ばれるパスは先着100名限定で400フランの半額200フランで提供される。発売日3月5日には先着3人に無料で提供される。市執行議員Luc Barthassat は高齢者に寄り添い、免許証返納をしやすくするのが目的だと説明し、毎日5人から6人が申し込みに来ると見込んでいる。2018-03-03
unireso - Luc Barthassat -
無人運転シャトルバス、再出発
Sionの市中心部を運行する無人運転ミニシャトルバスが次の段階に入った。2016年6月に試験運行が始まったが、事故のため中断されていた駅とplace du Midiを結ぶ周回路線が再開された。バスには乗員一人が同乗する。2018-03-03
Le Nouvelliste - LeMatin - Le Monde
高層アパート、カムバック
バーゼルの動物園Langen Erlen近くに2棟の19階建ての住宅アパートが建てられ、137戸すべてが契約された。1960‐70年代にブームになった高層アパートではベルンのTscharnergut、チューリヒのHardauとLochergut、アアルアウのTelliなどが話題となった。しかし、その後、高層アパートはその無機的なイメージで長く毛嫌いされてきたが、それが今また受け入れられるようになってきた。払える家賃で広い住居を求める人が増えているためと見られる。2018-02-28
Langen Erlen - Tscharnergut - Telli
援助団体への食品寄付記録
人道援助機関Tischlein deck dich(テーブル、用意しろ)に今年は今年、ほぼ4000トンに食料品が寄せられた。これは昨年に比べて6%増だ。この記録はしかし、問題にもなった。団体の運営者Alex Stähliは小売り大手のCoopとMigros 及び他の支援団体との協力があったためだと表明した。量が増えたことでコストもかさむことが問題になってきた。2016年以来、資金援助が追い付かなくなっている。およそ3000人のボランティアが農家、食品工業、小売り大手から寄せられる食料品を集めるために協力するが、総額は2600万フランに上る。調理された料理は貧困ラインまたは貧困ライン以下で生活する人たちに配られ、証明カードと象徴的な1フランの料金で提供される。Tischlein deck dichは、スイス全国では毎年、200万トン、または住民一人当たり300㎏の問題なく食べることが出来る食料が廃棄されている事実を考えてほしいとしている。2018-02-27
Tischlein deck dich - Coop - Migros
最低気温記録
今朝6時の気温は低地で概ね-10度だったが、これは24時間前よりも2度低い。今後も低温は続き、低地の最高気温は-4度から-7度になる見込みだ。この寒気は明日、水曜日の朝に最も強くなると見られ、今朝よりもさらに2度下がると見られる。木曜日には寒気が緩み、最高気温は零度に届くと予想される。今朝の最低気温はPiz Corvatchで記録された-30.9度だった。2018-02-27
Piz Corvatch livecams - -
長距離バススタート、3月
長い逡巡の後、連邦はやっと国内長距離バスの認可を出し、GlattburgのDomo Swiss Expressが3月25日から営業を始めることになったが、複数の都市で乗降所の確保に苦労している。 St. Gallen – ジュネーヴ空港, チューリヒ空港– Lugano、Chur – Sion VSの3路線で毎日2便程度、運行される予定だ。一等席10、二等席59のバスで運行され、料金は鉄道の半額以下だ。SBB連邦鉄道では深刻な競合者にはならないと楽観している。Gossau SG, Wil SG, Sargans SG, Ziegelbrücke SG そして Pfäffikon SZでは乗降所契約がまだできていない。2018-02-23
Domo Swiss Express - -
企業内部留保2兆フラン
2011年の法人税改革以来、企業の内部留保が増え続けており、2兆フランに達しているとESTV連邦税管理部が発表した。内部留保には課税されないため、多くの政治家が改革を元に戻すことを要求している。この税制を利用して薬品薬局企業Galenicaは7年、銀行UBSとCreditSuisseはそれぞれ12年、28年間、配当金を無税で配っていたと新聞Finanz und Wirtschaftは計算している。UBSは今年もこの方法を取ると発表している。2018-02-23
ESTV - Finanz und Wirtschaft - Galenica
定年まで失業保険
社会援助を受けている55才以上の人は2010年以来、50%増えた。年長の失業者は長期にわたって仕事を見つけられない例が多く、失業保険を受ける期間を超えてしまうことが少なくない。蓄えを使い果たしてしまった人は社会援助を受けることを余儀なくされるが、これは長期失業者の15%に上ると見られている。社会援助の上部団体SKOSはそのため、20年以上働き、55才以上の人は年金年齢に到達するまで失業保険に留まり、RAV就職相談所の支援を受けることが出来るように制度を改正することを提案している。現在の制度では失業保険期間が終了した場合、すべての蓄えを使い果たすことが社会援助を受ける条件になっており、老齢貧困の問題を先鋭化する原因にもなっている。2018-02-23
SKOS - RAV -
野菜生産者が農家組合を脱退
野菜生産者組合VSGPがSBV-USPスイス農家組合から年初にさかのぼって脱退すると発表した。野菜生産者は農家組合の代表団に負担金に見合う2つのポストを要求していたが、SBVがそれを拒否したためだ。野菜生産者からはこれまで一人も代表団に入っていなかった。SBVは2つのポストを増やすには代表団を現在の24人から50人に拡大しなければ均衡がとれないと拒否の理由を発表しており、BauernZeitung農家新聞が報道したこの記事を野菜生産者組合の会長Jimmy Mariéthozも認めている。野菜生産者組合はこの秋のSBV代議員会で負担金が180'000フラン増やされる情勢であることを危惧していた。SBVの会長Markus Ritterは3月1日に代表会議を開き、野菜生産者組合との再合意を探るとBauernZeitungに話した。2018-02-23
SBV-USP - VSGP - BauernZeitung
何処でロマンシュ語が話されているか
ロマンシュ語が第四の公用語として採用されて今年で80年となるが、日常話しているのはスイスの人口の0.5%で、1880年の1.8%から大きく減っている。州を横断する地域の特定の谷で話されており、西のSulsilvan、Sutsilvan,Surmiran,Puter,Valladerの5つの方言に大別されている。2018-02-22
ロマンシュ語 ウィキペディア - lia rumantscha -
大麻自由化の実験へ
連邦内閣は大麻を合法的に薬局で販売する試みに前向きに取り組むことを決めた。実験の実現が何時になるかはまだ不透明で、法案の修正の可能性もあると見られる。国会両院で春会期に採り上げられ、おそらく承認されると見られる。2018-02-22
大麻 CANNABIS - Cannabis in Switzerland Wikipedia -
唯一の外国スイス国会議員辞職
唯一の外国在住の国会議員Tim Guldimannは辞意を表明した。かつての外交官でチューリヒ選出のSP社民党の大院議員はベルリンに住んでおり、地理的な条件が第一の理由だが、外国に住んでいてはスイスの現実を見ることが難しいという理由も挙げている。2018-02-20
Tim Guldimann - -
バーゼルのカーニヴァル、始まった!
バーゼルのカーニヴァルが午前4時丁度、Morgenstraichで始まった。世界も最もユニークなカーニヴァルは3日間続く。2018-02-19
Basler Fasnacht 2018 - 20min. - orien-ch カーニヴァル
スイス郵便の説明責任
子会社Postautoへの助成金の不正流用に端を発したスイス郵便のスキャンダルは最も信頼される組織の一つであるという地位を揺るがせる可能性がある。経営会議総裁Urs Schwallerは会見を開き、とりあえず最高経営責任者Susanne Ruoffを留任させ、5月までにすべての説明を発表すると表明した。連邦の監視機関RABはスイス郵便の会計監査会社KPMGの捜査に動き始めた。2018-02-17
Postauto - Susanne Ruoff - RAB
就業者数増える
2017年第4四半期の就労者数は増え、非就業率は4.5%に低下したと、連邦統計局BFSが発表した。この数字は失業率よりも高いが、それは失業率統計は届け出られた数だけを対象としているためだ。男性の就業率は1%、女性のそれは0.1%上がった。2018-02-16
BFS - -
同性愛カップルを祝福した神父
スイスでは同姓婚は認められておらず、同性カップルは登録することが許されているだけだ。連邦法では教会での結婚は民法で結婚が認められているカップルだけに許されるとされている。ウーリ州、Bürglenのカトリック神父Wendelin Bucheliが2014年にレスビアンカップルを祝福したことについて激しい議論が起きたが、Churの司教区では今後、同性愛カップルに祝福を与えないことを条件に彼が神父に留まることを決めた。Bürglenは伝説のスイス建国の英雄Wilhelm Tellの故郷とされ、反抗と自由精神が尊とばれる土地柄だ。Bucheliは自らの性向に悩み神を求める同性愛者をかつては療法によって他性愛者にしようと努力した時期があるが、効果がないことを認め、考えを変えた。すべての人間は神の子であるという教えにより、同性愛の人間がいるということはそれを神が望んだのだと考えるようになり、性向によって人を判断することは人間の尊厳を損なうと考えている。Churの司教Vitus Huonderは祝福の事実を知った時、Bucheliを罰しようと考えたが、それは簡単なことではなかった。BucheliはFribourg司教区に属しており、Fribourg司教区は処罰に反対した。BucheliはHuonderに同性愛者を祝福しないことを約束したが、Huonderの任期は2019年4月に終わる。2018-02-15
Wendelin Bucheli - Bürglen - Vitus Huonder
この冬最低の気温
スイスは今日、この冬最も寒い朝を迎えた。Neuchâtel州のスイスのシベリアと呼ばれるLa Brévineでは5時に-23.8度,Graubünden州のSamedanで -23.3度、Uri州のAndermattで-22.5度、Bern州の平地にあるLangnau i.E でも-11.2度を記録した。北極からの寒気がやってきたこと、積雪で地表が冷えていたこと、 快晴でほぼ無風という条件が重なった。これからも寒さが続き、東スイスでは12月の最低気温記録が破られる可能性があるという予報が出ている。2018-02-13
La Brévine - Samedan - Langnau i.E
助成金返還、郵便バス
スイス郵便の子会社のバス運輸会社Postautoは2007年と2015年の間に助成金を受けているバス運行事業で大きな利益を出して、余剰金を他事業に回していたとして、7830万ユーロの返還を連邦と州に求められた。助成金は連邦と州が同額を出している。Postautoは変換することを決め、責任の所在を調べている。BAV連邦交通局では100を超す公共交通機関の財務を監査する人員は3.5人しかおらず、頻繁な監査には手が足りないことが、見逃しの原因だとしている。SBB連邦鉄道のような大企業は毎年、監査を受けるが、小規模事業者の監査は2年ごとに行われるとBAV総裁のPeter Füglistalerは明かす。2018-02-07
Postauto - BAV - Peter Füglistaler
ヨーロッパ最高標高のブドウ畑破壊
ヨーロッパで最も高い場所にあるとされ急な斜面にあるVisperterminenのブドウ畑が1月の豪雨によって大きな被害を受けた。大規模な土砂崩れによって畑が破壊された。村長Rainer Studerは石壁の土砂止めも7段にわたって押し流されたと語る。この地方に特徴的な47㎞にわたる石壁のうち2㎞が完全に破壊され、修復には莫大なコストと時間がかかるとみられる。2018-02-03
Visperterminen - my switzerland - DIE WELT
秘密部隊の書類紛失
冷戦時代に共産勢力に占領されたという状況を想定し、抵抗活動を行うべき秘密特殊部隊P-26に関する書類の行方が分からない。1979年のGPDel議会監査委員会の年次報告の末尾に記された1.5ページがそれだ。GPDelはVBS連邦防衛部にその書類の在りかを照会していた。発端はある歴史家がBundesarchiv連邦公文書館で閲覧しようとしたところ、見つけられなかっことだ。当時、軍によって募集され軍事訓練を受けた400人は全国で秘密の弾薬庫を管理する任務に就いていた。ベルリンの壁が倒された28年前にこの部隊は解散させられた。軍はすべての資料を連邦公文書館に保存のために提出する義務を負っているが、義務不履行には罰則は規定されていない。2018-02-03
P-26 - GPDel - Bundesarchiv
ヤシ油の自由貿易の問題点
スイスはインドネシアとの自由貿易協定は交渉の最終段階に入っているが、その主な品目になるヤシ油について多方面から警告が出されている。 ヤシ油の生産は広大な土地を使って行われており、環境破壊や低賃金および不法労働による人権の問題が指摘されている。NGO団体Alliance Sud、Bruno Manser Fonds、Public Eyeなどが連邦内閣に協定からヤシ油を除外することを求めた。関税が下がることによって、ヤシ油の需要が拡大し、それによって生産がさらに増えるという悪循環が起きることを危惧しているためだ。しかし、インドネシアにとってヤシ油は重要な輸出品目であり、 Universität Bernベルン大学の持続可能性専門家Elisabeth Bürgi Bonanomiは協定から除外するのではなく、持続可能な栽培法を要求し、その実現に協力するほうが意義深く、パートナー関係にとっても良いと話す。持続可能な生産のスタンダードは既にあり、1500のNGO、企業、生産者が付加価値創造連鎖のレーベルRSPOを設立し、スイスの小売り大手MigrosとCoopも参加している。しかしAlliance Sudなどの団体はこの自由意思に基づくレーベルは有効性が小さ過ぎると指摘している。一方、WWFは生産の80%が在来農法で行われているとして、このレーベルを支持しており、RSPOを生産の最低基準とすることを提唱している。経済政策の実行機関であるSeco国家経済もヤシ油の環境および社会的問題を認めており、RSPOを含めた持続可能性スタンダードを交渉の議題にするとしている。Bürgi BonanomiはRSPOだけでは不十分で追加的な措置について提案出来ることを保証する必要があると主張し、関係団体による円卓会議を提案している。2018-02-03
Alliance Sud - Elisabeth Bürgi Bonanomi - WWFジャパン
(おそらく)高くなる歯科衛生
歯科医師団体と社会保障機関が1994年以来となる新たな歯科医療料金について合意した。作業によって料金が決まっている治療とは違い検査と歯科衛生は今後は5分刻みで料金が計算される。この影響は自費患者にも影響があり、50%を超える値上げとなる可能性がある。SSOスイス歯科医師会では、新しい料金体系に移るのに苦労する歯科医師もあると見ており、もし、目立って料金が上がった場合には医師に確かめるように呼び掛けている。ZBK歯科評価委員会に問い合わせる方法もある。2018-02-02
SSO - ZBK -
表に出ない重要テーマ、バーゼルのカーニヴァル
2月19日からの3日間行われる今年のバーゼルのカーニヴァルBasler Fasnachtには170を超す題材が扱われると情報誌Rädäbängで発表された。USAと北朝鮮の核戦争の脅威、デジタル化、食材としての昆虫、路面電車のフランスへの延長、ライン河のゴミ捨て場利用などが主なテーマで、暗く重いテーマが多いとカーニヴァル委員会のChristoph Bürginも認めるが、それだけではないと話す。バーゼルにとってより重大な問題はバーゼルの街区Kleinbasel(小バーゼル)での活動が少ないことで、今年は僅かな数の団体だけが活動を予定している。多くの催しがGrossbasel(大バーゼル)に集中しており、主催団体の一つBängg fir Baselの代表は、小バーゼルの飲食店は苦しんでいると話す。小バーゼルの商工会代表André Audersetも泣くほど悔しいと表現している。2018-02-02
Basler Fasnacht - Rädäbäng - Kleinbasel
6駅で禁煙試行
今日からBasel SBB, Bellinzona, Chur, Neuchatel, Nyon, Zürich Stadelhofenの6つの駅で構内の大部分で完全禁煙となる。SBBスイス連邦鉄道では構内の安全と清潔を理由として挙げている。これは先行試行で、結果によりスイスの全駅に広げることが考えられている。これまでは吹き通しのホームでの喫煙は許されていた。 Basel SBBでは1から4と14から17番ホーム以外のホームに、Bellinzonaではホーム上に、Churではホームと郵便バス乗り場に、Neuchatelではホームに、喫煙ゾーンを設けることが試みられる。2018-02-01
Basel SBB - Bellinzona - Neuchatel
スイスに思わぬ援軍
昨年末、EU委員会はスイスの証券取引所をEU各国と同格として扱うことを2018年末で終了するという決定を発表して、スイス政財界は大慌てをしたが、EU加盟11カ国の担当当局が共同でこの決定を非難する書面をEU委員会に送り、現在の処遇を無期限にするように求めた。枠組み合意の交渉でスイスに圧力をかけるために行われたと考えられる決定は、11カ国の担当省庁の支持を得られないことになる。11カ国になかにはドイツ、ルクセンブルク、オーストリアそして英国も含まれる。2018-01-30
European Commission - -
無名のミイラの全系図解明
43年前に再開発工事の際にバーゼルのBarfüsser Kircheの教会墓地で一体のミイラが発見されたが、墓についての記述が全く残っていなかったために、このミイラが誰なのかは長く知ることが出来なかった。バーゼル市民フォーラムは自発的に手がかりを探す困難な仕事を始めざるを得なかった。バーゼル州立資料館での数か月にわたった資料検索の後、墓番号105の家族名がBischoffであることを突き止めた。そこから系図を再構築する作業と現存する子孫の捜索が始められた。人類学者Gerhard Hotzが230年前の婦人の謎を解くためには2年間の時間が必要だったが、全く知られていない遺体から身元を突き止めることには誰も成功していないだけに、これは学術的に大きなセンセーションだ。DNA検査に協力した89才のRosemary Probst-Ryhinerは謎が解かれたAnna Catharina Bischoffの7世代目の姪であることが明らかにされた。ミイラが親族であることに最初は困惑したという婦人は今では歴史上の大叔母を愛称でAnnekäthiと呼ぶようになったという。Anna Catharina Bischoffはバーゼルの富裕な家族の出身で、神父であった夫Lucas Gernlerに従って現フランスのストラスブールで長く生活したが、夫の死後、バーゼルに戻った。身長1.42mの婦人は7人の子供を産んだが、成人したのは二人だけだった。彼女は68才で梅毒で死亡した。この作業に協力した多数のアマチュア歴史考証家はまた、英国女王が彼女の血縁のない4代目の姪であり、英国外務大臣Boris Johnsonが6代目の甥であることも突き止めた。また、系図にはバーゼルの薬品企業NovartisとRocheの創業者家族の名前も見られる。2018-01-25
Barfüsser Kirche - バーゼル州立資料館 - Gerhard Hotz
Papetの日、Lausanne
Papet vaudois はヴォー州の代表料理でSaucisson vaudoiseとともに食べられるのが常だが、ヴォー州の首都Lausanneは今日をPapetの日に定めてSaint-François広場で無料で配った。2018-01-24
スイスのソーセージ Orien_ch - Instagram - place Saint-François
Gotthardトンネル線、通行可能
山崩れのため閉鎖されていたA2のGotthard区間は19時、通行可能となった。Gurtnellen付近で起こった山崩れは自動車一台に当たったが、怪我人はなかった。ウーリ州の森林狩猟局のLukas Eggimannによるとさらなる崖崩れの兆候はないという。Zermattへの鉄道はまだ運休しており、Andermatt への鉄道、道路とも不通となっている。外界から遮断されていたElmは到達可能となった。Kanderstegの自動車運送列車は復旧した。Solothurn – Moutier間の鉄道は脱線のために不通となっており、代替バスが運行されている。Saastal 、Leukerbad、Simplon、Engadinでは不通が解消したがSamnaunへの道路は積雪のため両方向で不通となっている。2018-01-23
Gotthard - Andermatt - Samnaun
来ても大変、来なくても大変、Trump
WEF世界経済フォーラムへの出席をTrumpが表明して以来、スイス中が大騒ぎしているが、開催地Davosが雪に振り込められていることに、USAのいわゆるシャットダウンが重なり、彼が来るかどうかはまだ決定的ではない。4377人の兵士が警戒に投入されており、51㎞の柵が建てられたが、大量の降雪のために作業は困難を極めた。飛行場も完全に警戒区域になっており、宿泊先と見られるその建物の形から「金の卵」と呼ばれるHotel Intercontinentalの警戒も厳重になっている。グラウビュンデン州の警察司令官Walter Schlegelは2015年から脅威は増していないとして、今年も特別な年ではないとしているが、USAのシークレットサービスUSSSと連絡を取っており、大統領の安全対策チームと協力していると話す。しかし、Schlegelはさらに続けて、身辺警護の決定は当地の警察が下すと語った。Hotel Intercontinentalは森を背にして建っており、警戒には有利であるとされる。15人とされる随行者には国務長官Rex Tillerson、財務長官Stephen Mnuchin 、通商長官 Wilbur Rossと二人の女性、運輸長官Elaine Chaoと内務安全長官Kirstjen Nielsenの他、安保担当補佐官Herbert Raymond McMaster、軍司令官John Kelly、主席経済補佐官Gary Cohn、そして娘婿で最側近の補佐官Jared Kushner、さらにガードマンも含まれる。娘のIvankaはリストには入っておらず、Melania夫人が同行するかどうかはまだ明らかにされていない。Hotel Intercontinentalは一切の情報を発表していないが、競合者 Grandhotel Belvédèreと かつての副大統領 Joe Biden が宿泊したHotel Seehofもまだ希望を捨てていない。2018-01-22
Hotel Intercontinental - Grandhotel Belvédère - Hotel Seehof
雪のため各地で交通障害
多量の降雪による雪崩の危険が高まっているため、各地で鉄道の運休、道路の通行止めが多発している。グラウビュンデン州のDavos、Arosa、Surselva、Engadin、SamnaunそしてWallis州のZermattでそれぞれ鉄道が運転を見合わせ、バスまたはヘリコプターで代替輸送を行っているところもあるが、冬季スポーツ施設へのアクセスは不可能になっているところが多い。Valais/Wallis州ではGomsと Simplonで道路が区間閉鎖になっている。Gotthard峠超え線の鉄道は運行停止になっているが、Gotthardトンネル経由でのTicino州やイタリアへの交通は可能になっている。Altdorf–Glarus間の幹線道路は閉鎖されている。Verbierでは州道が閉鎖されている。 いずれも、回復は早くても明日、月曜日の朝になるとされている。2018-01-21
Davos - Goms - Verbier
きれいな水をみんなに国民発議
きれいな水をみんなにの発議団は114420の署名を集め、内閣官房に提出した。発議内容は、生物多様性と農薬を含まない農産物、農家が自家生産した飼料で飼育できる限度での家畜数を求めるもので、直接助成金は環境実績を証明できる農家にのみ払われるとい内容だ。病気予防のために抗生物質を投与する農家も直接助成金から除外されることが求められている。発議団によると、農薬、抗生物質、大量に輸入される飼料は河川を、そして飲料水を汚染し、生物多様性を破壊し、土壌を疲弊させ、抗生物質耐性微生物の発生を助長するとして、この発議は緊急性が大きいと主張している。2018-01-19
きれいな水をみんなに - アアルガウ州漁業者協会 - swissinfo.ch
2035年まで延長、直接連邦税と付加価値税
2020年以降も2035年まで連邦は直接連邦税と付加価値税を徴収することができるとする財政枠組みを議会は承認した。連邦内閣は二つの税を無期限で徴収できるように改革する腹積もりだったが、協議手続のなかで反対が強く、15年の延長に落ち着いた。この延長には憲法改正が必要で、国民投票と各州の承認が問われることになる。2018-01-19
直接連邦税 Impôt fédéral direct - 付加価値税 Exécution TVA -
年金金庫は潤うが、年金は増えず
世界的な証券市場の活況により年金金庫は2017年、月平均0.6%の利潤を得た。特に運用額3億フラン以下の小金庫は恩恵を受けた。スイスではマイナス金利が足かせとなっているが、2018年も好景気で潤う証券市場により年金金庫は恩恵を受け続けると銀行最大手UBSは予測している。しかし、年金利率はそれにも拘らず据え置きとなる。2018-01-19
年金金庫 - UBS -
チケット取り扱い停止、連邦鉄道窓口
SBBスイス連邦鉄道のイヴェントのチケットなどを扱うEventticketsの業務を3月で停止する。オンラインでのチケット販売が普及したためで、170あるSBB‐Eventticketsの窓口での売り上げは減り続けていた。2018-01-19
SBB Eventtickets - -
亡命志望者の権利拡大
スイスはダブリン協約により、2009年以来、2万人の亡命志望者を第三国に移送している。これまで、亡命志望者は希望を表明することができなかった。司法はどの国に送るかは純粋に技術的な問題だとして片づけてきた。今、連邦高等裁判所はヨーロッパ裁判所の決定を受けて、亡命志望者の権利を拡大する判断を下した。ヨーロッパ裁判所の決定に従う義務はスイスにはないが、例えば、規定に従わずスイスで亡命申請をする可能性も亡命志望者に与えられる。2018-01-12
ダブリン協約 ウィキペディア - ダブリン規約を支持するスイス - ドイツニュースダイジェスト
Swisscom団体労働協約
通信最大手、かつての国有機関Swisscomは労働組合Syndicom、と新しい団体労働協約で合意した。新しい点は、休暇中に連絡をつけられない権利を協約に明記されたことだ。母性休暇は17から18週間に延長され、父性休暇も1週間増え、誕生後3週間と規定され、さらに、子供が0才の間は1か月の無給休暇をとる権利が認められる。Syndicomと従業員組合Transfairとの協約ではさらに、職業教育の権利が認められ、例えばデジタル化により必要になる場合、年間5日間の再教育を受けることができる。Swisscomはこれまでも再教育を支援してきたが、契約には明記されていなかった。年間の有給休暇30日はそのままだが、35才以上の従業員には休暇連続取得の権利が強化される。協約は6月1日から3年間有効で、1年間の延長が認められ、社員14600人と研修職900人に適用される。2018-01-12
Swisscom - Syndicom - Transfair
鉄道再開、Zermatt
多量の降雪による雪崩の危険のため運行が停止されていたZermattへの唯一の交通路の鉄道Matterhorn Gotthard Bahnが今日、17時15分に再開された。人工雪崩により除雪され、危険はなくなったと宣言された。この有名なリゾートには昨日から14000人の観光客が足止めされていたが、ホテルや商店は無料で飲食を提供するなどして、大きな混乱はなかった。緊急例ではとなりの町Täschまでヘリコプターで輸送が行われた。2018-01-10
Zermatt - Matterhorn Gotthard Bahn - Täsch
現金自動支払機は間に合わず、ワールドカップ
今日明日、アルペンスキー・ワールドカップ競技会が開かれるAdelbodenも水曜日から木曜日にかけて強い低気圧で大きな被害を受けたが、徹夜の復旧工事で、区間一車線ながらもアクセス路が確保され、二日間、物資補給ができなかったホテルや商店にも物資が届き、スキーコースも3度という高い気温にも拘らずプロの技術で見事に整備され、一日目の競技は無事に行われた。唯一、稼働しなかったのは現金自動支払機で、機械を積んだ輸送車は応急修復した道路を通ることができなかった。2018-01-06
Adelboden - NZZ - 20min.
雪崩、地崩れの危険、最大級
昨日、ヨーロッパを横断した強い低気圧Burglindは英国から東欧まで大きな傷跡を残したが、スイスでも多数の村が外界から切断された。高地では多量の積雪、谷では山崩れで道路が塞がれた。多量の降水と温暖前線による気温の上昇により、洪水、雪崩や地崩れの可能性が非常に高くなっている。特に、アルプス北壁では警戒が呼びかけられている。スキー場や長距離スキーコースでも立ち入り禁止とするところが多数ある。大きな危険は明日、金曜日一日続くと予想されている。2018-01-04
Burglind - SRF Meteo -
600万年に1秒の誤差、原子時計
Université de Neuchâtelヌシャテル大学は在来のものの10倍の精度を持つ原子時計を開発したと発表した。新たに開発されたのはレーザーで、これにより600万年に1秒の誤差が実現された。このセシウム時計の開発は4年前に始められ、同地のOscilloquartzだけではなく、NokiaやThalesなどの世界企業も協力した。新しい時計は通信システムや測位システムGalileoなどの同期に使われる。2018-01-04
Université de Neuchâtel - Oscilloquart - Thales
今年の魚、今年の動物
SFVスイス漁業協会はウナギを2018年の魚に選んだ。水力発電所がその生息に大きな障害となっており、絶滅を回避するための意識喚起のための選定だ。EU圏では2007年以来、ウナギの捕獲は強く規制されたり、禁止されたりしている。古来の水路が再開されることがウナギの生息を促す唯一の方法と考えられている。一方、動物愛護団体 Pro Naturaは2018年の動物にオコジョを指定した。この小型哺乳類は絶滅危惧種ではないが、生息環境は厳しくなっている。かつては農地が身を隠すのに役に立っていたが、道路、鉄道、住宅などが建設されたことにより、生息権が狭められている。小枝や小石の堆積、小川などが生息には不可欠で、土地が整理されすぎることも生息を難しくしている。2018-01-03
SFV - Pro Natura - オコジョ
方言ロックバンドのパイオニア死亡
方言ロックバンドRumpelstilzの結成メンバーHanery Ammanが65才で死亡した。地域ラジオRadio BeOの報道を家族が認めた。彼は代表作AlperoseやTeddybärなどで知られる。やはり今年死亡したPolo Hoferなどとともに70年代にバンドを結成した。2007年以来、肺がんと戦っていた。Hofer がオーバーランドのショパンと評していた作曲家のAlperoseは2006年のテレビ視聴者の投票で史上最高のスイス流行歌に選ばれた。2017-12-31
Radio BeO - Polo Hofer - Alperose
2018の重大ニュース
チューリヒの有力紙NZZが来年、チューリヒで大きく報道されるに違いないニュースを選んだ。一触即発状態のエジプトでの大きな出来事。何はともあれピョンチャンのオリンピック。Janet Yellenの後任Jerome Powell。スイスとEUの関係悪化。英国王家の祝賀の春。SpaceXによる初のISSへの宇宙飛行士輸送と二つの彗星の地球接近。チューリヒの市民政党の社民‐緑の壁を破る試み。公共放送廃止の国民投票。Rupperswilの4人殺害の裁判。Brexitの悪夢。ディーゼルスキャンダルが他のメーカーにも広がる。自動走行タクシー。サッカーワールドカップ。サッカースイスチームの監督Vladimir Petkovic。ギリシャ救済計画の終了。市街地でのフォーミュラEレース。スイス・オリンピック開催判断。映画Jurassic World。Tonhalleオーケストラ主任指揮者の辞任。問われるElon Muskの実力。広がる遺伝子治療。量子コンピューターが在来コンピューターを上回る。CreditSuisseの最高経営責任者idjane Thiamの真価が明らかになる。USA中間選挙。チューリヒのサッカー場建設、州民投票。Kunsthaus ZürichのOskar Kokoschka展覧会。2017-12-31
NZZ - Rupperswil - Tonhalle
国籍取得申請が急増
チューリヒ州の帰化局は国籍申請の急増に人員を増強して対応している。理由はスイスが国籍取得条件を来年1月1日から厳しくするためで、既に永住許可を所持している外国人だけが国籍授与の対象となる。これまでは雇用と結びつけられた就業許可と暫定滞在許可の所有者にも権利があった。帰化局長のSarah Notterはこのような状況で申請が増えるのは当たり前だが、3分の1も増えるとは予想できなかったと話す。2017-12-28
チューリヒ州帰化局 - -
純植物性フォアグラ
ジュネーヴのレストランSlupのシェフがスイス産の大豆で純植物性のフォアグラを創作した。Stéphane Mettivierは純植物性料理、グルーテンフリー料理、乳糖フリー料理のスペシャリストだ。フォアグラ風の料理はFôgrasと名付けられており、材料はスイス産有機大豆と発酵させた米で、この二つの材料を試しているうちにフォアグラを思いついたと話している。顧客に受け入れられることに自信を持つシェフは菜食主義者だけではなく、普通の美食家にも受け入れられると考えている。新聞Le Matinのジャーナリスト3人が試して見た。目隠しをして本物のフォアグラと植物性フォアグラを比べたが、一人だけがFôgrasが本物に対抗できる味だと評価した。2017-12-24
Slup - -
帰ってきたヨーロッパヤマネコ、ジュネーヴ
19世紀末に確認されて以後、スイスで見られることのなかったヨーロッパヤマネがジュネーヴに近いローヌ河右岸の監視カメラに撮影されていたとDETA州環境部の監視官 Gottlieb Dandlikerが発表した。この動物はスイスでは保護動物に指定されており、イエネコと同じ祖先をもつと考えられている。2017-12-23
ヨーロッパヤマネ - DETA -
7年来の好景気
スイス経済は上昇期にあるが、ETH Zürich連邦工科大学チューリヒの景気研究所Kofの分析によると今後数か月は上昇が強まる。年末の指数は111.3で、2010年6月以来の高さになった。特に好調なのは銀行と輸出で、消費と外食産業も成長に寄与している。建設業界の見通しはあまりよくないとエコノミストは分析している。2017-12-22
Kof - -
EUがスイスを差別、証券取引所
EU委員会はスイスの証券取引所をEU各国と同格として扱うことを2018年末で終了するという決定を出した。これはEU法人、個人がスイスの証券取引所で取引ができなくなることを意味し、ベルンでは激震が走っている。連邦内閣は緊急閣議を開き、大統領Doris Leuthardはその後の記者会見で、第三国の証券取引所もスイスの証券取引所と同じ条件下にあり、このEU委員会の決定は明らかな差別だと発言した。 11月にJean-Claude Juncker EU委員長がスイスを訪問した際にスイスは経済的に弱いEU加盟国のための連帯拠出金13億フランを追加することを約束したばかりであり、ショックは大きい。この連帯拠出金はまだ議会での承認はされておらず、各政党は承認に反対することで足並みを揃える可能性が出てきた。スイス企業の株式は外国の証券取引所でも買うことができるが、スイスの証券取引所よりも高くつくため、EUの業者はスイスでの売買を好む。2017-12-21
Doris Leuthardロイトハルト - Jean-Claude Junckerユンケル - EU International relations
国立銀行が紙幣原料会社を救済
SNB国立銀行の発行する紙幣の原料を生産しているLandqart AGが経営危機に陥り、SNBが資本金の90%を買い入れ、救済することになった。Landqart AGがSNBに納入しているのは基質と呼ばれる原料で、そのテクノロジーを持つスイス唯一の企業だ。2017-12-21
SNB - Landqart AG -
スイス人テーマ別意識調査
出版大手のTamediaが17000人の読者を対象に行ったテーマ世論調査の結果が発表された。仕事を失うことを心配しているのはどちらかというというのを含め15%で、57%が不安はないと答えている。宗教では、 全体の57%、35才以下では65%が祈ることは全くないとしており、二人に一人は昨年、宗教的な目的で宗教施設を訪れたことはないと答えた。イスラムについては70%が良い印象を持っていない。気候変動については興味が大きく、2/3は大きな問題だと考えている。全く問題はないとしているのは7%だ。この3月に始められた「きれいな水」運動についての反応は強く、63%の人が農薬による汚染を心配している。社会的問題では同姓婚は72%に支持されており、右翼保守政党SVPの支持者でも56%が賛成しており、左翼環境政党支持者では90%が賛成している。ただし、同性カップルが養子をとることに対しては理解を示す人は46%にとどまっている。公共交通について満足している人は多いが、道路や鉄道使用の料金を高くしようといういわゆるMobility Pricingへの反対は幅広く、82%が反対している。73%の人が身近にいる外国人は良く融合していると感じているが、移入者が増えることには50%が反対しており、亡命志望者については53%が条件を厳しくするべきだと考えており、15%はもっと門戸を開くべきだ、31%は現在の政策が丁度良いという意見だ。EUとの関係では半分の人が現在の相互関係を続けるべきだとしており、28%は現状を保持すべきだと考えている。EGMRヨーロッパ法廷の判断に従うべきだとする人は48%、従うのは止めるべきでとする人は45%だ。 年金改革 2020が国民投票で否決されたが、標準年金年齢の引き上げについては52%が完全に反対しており、46%が引き上げてもよいと考えている。テロの脅威はスイスでは中程度だと考える人が多く、起きる可能性はあるがこの1年は起きるとは考えられないという人は55%、ほとんど起きないと考える人は11%だ。33%は起きる可能性は高い、またはやや高いと考えている。調査は政治学者Lucas LeemannのLeeWas GmbH とFabio Wasserfallenの協力で12月5,6日にオンラインで行われ、全国の17143人が回答した。2017-12-20
Tamedia - LeeWas GmbH - Fabio Wasserfallen
ヨーロッパロト、スイスで当たり
チューリヒでかけられたヨーロッパロトEuroMillonsが1億5710万フランの当りとなった。かけた人は24.50フラン分の枠を埋めていた。11月7日以来、当りの出ていなかったEuroMillonsの今回の賞金額は史上11番目のもので、2014年3月21日以来、スイスでは当りが出ていなかった。2017-12-20
Blick - Le Nouvelliste - Swisslos
量は少ないが、質はオオー、ワイン
今年のValais/Wallis州のワインブドウの収穫量は1966年以来の少なさとなった。四月の厳しい寒さの影響だ。しかし、春から10月にかけての高温で品質は良いという。8月1日の劇的な雹によっても被害を受けたが、その後は最良の気候条件に恵まれた。2017-12-20
Valais/Wallis - Les Vins du Valais - Gastronomy & local products
さようなら、私の小さな駅
ヌシャテル州 SeignatのChemins de fer du Jura (CJ)ジュラ鉄道の駅はこの10日廃駅となり、列車は停車しなくなった。CJは存続の条件としてヌシャテル、ベルン、ジュラの各州が新しい駅を立てることを出していたが、実現しなかった。かつて駅舎には大工の一家が住み、1962まではレストランとしても使われていた。両隣の駅La Cibourg とLa Ferrièreはオンデマンド停車だ。2017-12-20
Seignat - Chemins de fer du Jura - La Cibourg
レンタル・クリスマスツリー
クリスマスツリーは勿論、伝統的にはこの祭りにつきものだが、10日余りのために毎年、買い、あとはコンポスト用の廃棄物として処理する他はないため、あきらめる人が年々増えている。しかし、子供たちをはじめとする人気は寧ろ強まっている。グラウビュンデン州のFilisurの事業者はレンタル・クリスマスツリーを提供している。ツリーは鉢植えで、寒い時期に家の中に数日だけ入れられることのストレスは木にとって大きいが、連邦森林研究所のReinhard Lässigは、中間貯蔵をすることでその問題を避けることができると説明する。一般的に3年間レンタルされるが、その間に木は2から3m、伸びることを借りる人は計算に入れなければならないとツリーのレンタルを扱うBachsermärtのCarsten Hejndorfは話す。毎年、4000ほどのツリーが貸し出され、特に、子供たちは毎年、成長する木に喜ぶことになる。2017-12-18
Filisur - Reinhard Lässig - Bachsermärt
ジェットコースター気温、2017
今年の1月は30年来の寒い1月だった。2月は温かく、23日には2月の史上最高気温が5観測点で記録された。3月は更に暖かく、平均気温は平年を4度上回り、19日にはMagadinoで25.2度で、早くも夏日となった。4月も前半は温かかったが、きっかり復活祭には寒くなり、平地でも降雪があり、Welschenrohrでは20日から21日にかけてマイナス7.2度が記録された。5月も高温で、24日にはMagadinoで30.7度が観測され、初の真夏日となった。この暑さが不安定な天気を呼び、Huttwilなどで激しい荒天となった。6月は2003年に次ぐ、観測史上2番目に暑い6月となり、Sierreで23日に36度が観測された。ボーデン湖岸のGüttingenでは 22日から23日にかけて気温が25.2度を下ることがなく、Luganoでは11回、熱帯夜となった。しかし、Luganoでは豪雨も降り、1時間の降雨量としては史上最高の81.5㎜が記録された。7月も平年より2度、平均気温が高く、Zofingenは巨大な嵐に襲われ、大きな被害が出た。8月は真夏日で始まり、1日の国の記念日の夕方には多くの地方で激しい嵐となり、2日にかけて高ライン地方で時速190㎞の風速が記録され、Eschenzでは1時間に36.1㎜の豪雨が降った。続く3日はSierreで36.9度の最高気温が記録されたが、そこで夏は一休みとなった。 しかし、月の後半には夏が戻り、30度台の最高気温が続いた。9月は少雨とが豪雨が同時に起き、St. Gallerでは多くの家の地下室が水につかったのに対して、Vispでは月間の降雨量が5㎜だった。それに対して10月はレマン湖、ボーデン湖、アルプス南壁で好天が続き、Locarnoでは平均気温14.8度で、史上最も温かい10月となった。11月は気温が低く、高地ではすでにまとまった降雪があり、東スイスでは月末に長く経験したことがない量の雪が積もった。12月は秋の嵐で始まり、Riehenでは倒木に打たれて女性が死亡した。Piz Martegnas山頂では11日に時速196㎞の風速が観測された。低地でも2010年以来の白いクリスマスになるかどうかはまだはっきりしない。2017-12-17
Magadino - Eschenz - Piz Martegnas
外国人介護士による住み込み介護
昨年、養老院や介護施設で暮らす老人の数が初めて減った。自宅で介護を受ける人は増え続けている。24時間の介護体制の必要性は増えているが、その仕事は大多数の場合、外国人によって担われている。その場合の労働条件は常にスイスの労働法に適合するものではない。在宅介護法人Spitexのベルン州の Burgdorf-Oberburgでも東ヨーロッパからの介護要員が増えている。彼らを送り込む人材仲介業者が彼らの労働条件に付いて介入することはない。Spitex 7x24モデルは赤十字との協力でスロヴァキアから介護人材を直接、雇用する試みだ。彼らは数週間、被介護者の住宅に住み込みで介護する。Spitex BurgdorfのErika Wüthrich Röschは、倫理的、専門的で合法的な介護がその目的であり、労働時間は法律が許す一日7.5時間に制限されると説明する。その条件が満たされているかどうかの検査はSpitexの責任者によって行われる。Spitexはこの住み込み介護を月6500フランで提供している。費用はすべて私費で、公共の援助はない。発足一年目の去年は二つの家族がこのサービスを利用した。SBKスイス介護人組合のHelena Zauggはこの仕事はスイス人の介護人にも任せることができるのではないかと批判する。Wüthrich Röschはそれも検討したが、採算に合わないという結論を得たと説明する。スロヴァキア人介護士は赤十字の教育機関SRKで教育を受けており、4400フランの月給を得る。これは母国では考えられない待遇だという。Spitex連合のMarcel Durstは、すべての条件が守られるなら、反対する理由はないと話す。2017-12-16
Spitex Burgdorf-Oberburg - SBK - Spitex連合
世界最急勾配のケーブルカー開業
世界で最も急勾配のケーブルカーが明後日日曜日に開業する。シュヴィーツ州のStoos-Muotatalにあるケーブルカーの最大勾配率は110%だが、旅客の座席は傾斜によって角度を変えるように設計されており、危険はないと説明されている。明日土曜日から二日間、祝祭プログラムが行われ、地域の住民には無料乗車券が配られる。ほかのスキー施設は平常通り営業される。2017-12-15
Stoos-Muotatal Standseilbahn - -
50フランでピカソ所有者に
オンライン共同購買サイトQoQa.chは12年前に開設されたが、毎年、記念週に特別企画を行っているが、12年目の今年はピカソの作品を提案している。一口50フラン以上の投資で共同で名画を買おうという計画で、最低200万フランと見積もられる金額を集めるためには4万人の参加が必要だ。もしこの計画が成功すれば、作品Buste de Mousquetaireは美術館に展示され、出資者は無料で作品を鑑賞できるという仕組みになっている。サイトの創設者Pascal Meyerは作品を下見するために既にパリまで出かけている。2017-12-15
QoQa.ch - Pascal Meyer - Buste de Mousquetaire
自由度ランキング
シンクタンクAvenir Suisseの自由度指数が発表された。それによると最も自由度が高いのは世論通りアアルガウ州で、最も自由度が低いのはジュネーヴ州だ。2009年以来、発表されているこの指数ではジュネーヴは外国人の政治的権利、永住権授与までの時間の短さ、共稼ぎ所帯への課税率の低さなどの肯定的な要素にも関わらす、社会的、経済的に最も規制が強いとされた。アアルガウは法人の教会税納税義務のないこと、ホームスクーリングへの障害が低いこと、学校選択の自由などが評価された。シュヴィーツ州は経済の自由度を増して、大きく順位を上げたが、ジュラ州は個人的な自由が大きく評価された。2017-12-14
Avenir Suisse - -
公共交通新ダイヤ
スイスの公共交通では大多数の機関で明日、新しい運行プランが施行される。運行プランが変更される場合の通常の問題が心配されるが、今年は乗務員の勤務計画を管理するソフトウエアSopreにまだ問題があることが知られており、明日、公共交通機関を利用する人には情報に気を付けるように呼びかけられている。SBBスイス連邦鉄道の職員組合ではもしソフトウエアが機能しない場合、大きな混乱が起きることも考えられると警告している。一方、SBBスポークスマンReto Schärli はソフトウエアが最大の問題ではなく、冬季に起きやすいポイントヒーティングの故障をはじめとする不具合でダイヤが混乱することが最も心配されると話す。2017-12-09
Sopre - SBB - Reto Schärli
医療請求書を詳しく調べて節約
スイスでも医療コストは上がり続けており、医療保険料も上がり続けている。節約可能性を探ろうと医療保険最大手の一つCSSは医師と病院の領収書を精査することを始めた。 CEOのPhilomena Colatrellaは請求書検査部門を充実させ、通常の手続きに加えて目立つ請求書を詳しく調べている。主な対象は記載ミスで、昨年一年で7億フランの節約になったとColatrellaは話す。保険金の支払いは50億フランで、7億フランはその14%にあたる。記載ミスが故意かどうかに関わらず、自動的に取り扱いリストから削除することはないが、追加任意保険では医療者との協力を停止することもあるとされている。基礎保険ではその方法は使えないために、Colatrellaはより医療コストの透明性を高めることを求め、医療料金構造は非常に分かりにくいと主張する。2017-12-09
CSS - Philomena Colatrell -
ヨーロッパ経済圏不参加決議から25年
1989年から1990年にかけての利率上昇とそれに伴う不動産ローンの不振による不動産不況の印象の中で行われたヨーロッパ経済圏への参加の可否を問う1992年の国民投票から25年が経ち、その功罪が議論されている。経済界は当時、ヨーロッパ市場への法的に整備された参加を好意的に考えており、参加しない場合、スイス経済は崩壊すると表明する企業家もあった。これは今の時点から見て勿論、大袈裟な意見だったが、特に輸出企業の不安は隠せなかった。国民の不参加表明によって、様々な貿易障害ができたが、機会を捉えては改善の努力がされ、成功もしてきた。経済的には共同市場に参入することによる利益は大きく、今日のEUとの関係での問題の多くは無くなっていた筈のものだった。当然、参加による不利益もあり、例えば、各州が独占を認めていた企業は大きな損害を受けたであろうと考えられる。その後数年のスイス経済の停滞の原因のすべてが不参加によるものではなく、不動産不況、ヨーロッパ為替システムの崩壊も大きな影響を与えたが、EUとの相互契約の締結が成されるまでの間のスイスの立場は弱く、停滞期が長引く主因となった。今のスイス経済は近隣国と比べて好調なように見えるが、何時でもそうであった訳ではない。相互契約をめぐる交渉はこれからもEUを最大の取引先とするスイス経済の障害であり続ける。2017-12-07
ヨーロッパ経済圏 - Real Estate Bubble Index - Bilateral agreements
代替サンタクロース?人手不足
紀元350年ごろに死んだMyraの司教ニクラウスが煙突から金塊を投げ込み、三人の若い売春婦の見受け金としたという言い伝えに起源を持つとされる12月6日の聖ニクラウスの風習はスイスでも毎年、行われ、赤いマントを着け、白い髭を生やした聖ニクラウスがスイスではSchmutzliと呼ばれる従者を伴ってそこここに現れる。しかし、既に長いことこの役目をこなす男性が不足しており、今年は特に逼迫した。アアルガウ州の聖ニクラウス組織団体では少なくともSchmutzliを女性に任せることにしたが、顔を黒く塗っており、話すこともしない従者は女性がこなすことには大きな問題はない。しかし、聖ニクラウスは声の問題もあり、なかなか難しい。そこで、Holleおばさんまたは Perchtaおばさんと呼ばれる人物がまだ生まれていないまたは死んでしまった子供たちを連れて町を回るという解決策を考え出した。組織の代表Moni Eggerは「人生の時間が何を求めているか、機が熟するとは何かを知った時に人生は褒美を与え、そうでなければ褒美はない」と説明する。みかん、チョコレート、金貨だけではなく人生の知恵もくれるおばさんは聖ニクラウスの役目を十分に代替する。2017-12-07
司教ニクラウス - Schmutzli - Holleおばさん
来年の連邦大統領
国会両院総会で2018年の連邦大統領にAlain Bersetが有効票210のうち190票を受けて承認された。連邦大統領は7人の連邦大臣の持ち回りで決められ、国会では信任投票が行われる。Alain BersetはSP社会民主党の議員で、フリブール州選出だ。連邦大臣としての担当は内務で、2011年以来その任にある。前任者CVPキリスト人民党のDoris Leuthardは有効票207のうち188票を受けて信任されていた。副大統領にはSVPスイス人民党のUeli Maurerが有効票192のうち178票を得て信任された。2017-12-06
Alain Bersetアラン・ベルセ - Doris Leuthard - Ueli Maurerウエリ・マウラー
教育予算も削減、予算審議
国会では来年度予算の審議が盛んだが、大院(国民議会)はETH連邦工科大学への追加予算を許可しない動きだ。その代わりに職業教育に資金を注ぐことが有力になっている。これによって小院(全州議会) に歩み寄ることになった。この予算の最大のテーマの一つは教育で、小院はここでも節約方針の例外を認めない考えた。2017-12-05
大院 - ETH - 小院
アルプスで厳しい寒さ
昨日土曜日から今日にかけての夜はよく晴れて、アルプスでは気温が下がった。オーブン峠超えに近い観測点Buffaloraでは -23.4度が記録された。これは11月26日にJungfraujochで記録された-23.7 度に次ぐ、この冬二番目の低気温だ。Jungfraujochの今日の最低気温は-21.0度で La Brévine の-22.8 よりも高かった。アルプスの北側では曇って、南側よりも温度が高かった。2017-12-03
Buffalora - Jungfraujoch - La Brévine
内部スイス利用者から不満、鉄道ダイヤ
12月10日に大部分の公共交通機関が2018年の運行プランに移行するが、国会ではルツェルン選出のSVP議員Konrad Graberから抗議の動議が出され、連邦内閣も不満を表明している。最大の不満は、ルツェルンを代表とする内部スイスからGotthard経由のティチーノ州方面への直通列車が少ないことで、チューリヒが優遇されているというものだ。チューリヒ始発の列車にルツェルンからの接続でArth-Goldauで乗車する人は多くの場合、空席を見つけることができないという事実が不満の根底にある。SBBは当初、新運行プランでバーゼルとルツェルン始発の列車を毎日運航する予定だったが、BAV連邦交通局から、この時間帯は貨物列車に割り当てられているというクレームが付き、金曜日から月曜日までの週4日だけの運行ということになった経緯がある。連邦内閣はチューリヒ始発の列車を1本減らし、ルツェルン始発を一本増やすことを要求したが、連邦鉄道SBBスポークスマンReto Schärli はチューリヒからの旅客は平均300人、多い場合は600人であり、Arth-Goldauでの乗り換えを強いることは顧客サービスの観点からは考えられないと反論した。緊張緩和は2020年末に予定されているCeneriトンネルの営業開始まで待たなければならなそうだ。2017-12-02
Arth-Goldau - SBB - Ceneriトンネル
SBB折れる、付加価値税利下げで値下げ
他の公共交通機関の責任者も出席した連邦物価監視人Stefan Meierhansとの話し合いの後、SBB-CFF-FFS連邦鉄道の旅客部門トップのJeannine Pilloudは、2018年、総額1千万フランの値下げをすることを発表した。これは付加価値税が0.3%利下げされることに伴うもので、SBBは当初、料金を据え置く方針だった。Meierhansは、付加価値税は消費者のカネであるという立場を貫いて、下がる利率を価格に反映させることに成功したことを喜ぶ。0.3%という小さな利率下げであり、システムの変更のコストは大きすぎるということも事実であり、例えば2フラン80の電車近距離チケットの値下げは0.8セントとなり、最も高い全線パスでも2等の場合はわずか11フランだ。SBBは値下げと特別料金の混合解決策で1千万フランを社会に還元する方法を提案して承認された。この合意は他の公共交通機関へのシグナル効果を持ち、ここでは更に1千万フランが扱われることになる。更に、国家に近い事業、郵便、通信、電力、ガス、水道などにも影響を与えると見られ、すべての価格が適合化される場合、消費者にとって7億フランの節約になるとMeierhansは説明する。2017-12-02
Stefan Meierhans - Jeannine Pilloud - SBB
移入褒賞に大混乱
Wallis/Valais州の小村Albinenは村に移入する若い人に7万フランを支給するという広告を出したが、スイスだけではなく世界中から問い合わせが殺到し、なかには現地までやってきた人もあった。村役場は支給の条件がはっきり示されていなかったために混乱が起こったことを認め、詳しい情報を公開した。それによると10年間、居住することが条件で、外国人の場合は永住許可を持っていることが必要だ。条件を満たす場合、成人一人につき25000フラン、子供一人につき10000フランが支給される、すなわち、4人家族の場合、70000フランとなる。村では最もうまくいった場合でも5から10家族が受け入れられると見積もっている。2017-12-01
Albinen - -
男女同賃金で認証、Zurich
スイスでは平均給与の男女差は年間7000フランだが、男性が支配的な金融業界ではその差は2倍になる。それだけに保険会社Zurich SchweizスイスがEdge-Label認証を受けたことは驚きを持って受け取られている。Zurich Schweizは多くの職種で一年の間に男女差を訂正するために多くは賃上げだが、賃下げという方法も取られと人事Human Ressources部門のトップMarkus Bechtigerは説明する。これによって男女差は3%となり、業界平均の27%を大きく下回ることになった。その一方、家庭と職業の両立の努力も報奨金が払われる。これによりEdge-Label認証の3段階のうちの2番目のMoveに値すると判定された。最高段階のLeadにはまだ重要な要素が欠けており、それは経営陣の女性の割合で、Lead認証を受けているのはIkeaのスイス子会社だけだ。Bechtigerは、広く認められている認証を受けたことでZurich Schweizは正しい方向に向かっているという評価を受けることは大きな意味があると語る。2017-12-01
Zurich Schweiz - Edge-Label - Markus Bechtiger
60年来、高温記録ばかり
1990年以来、気温の記録が上書きされ続けている。悪天候や長引く低気温などが度々、報道されるが、天気と気候は違い、傾向は長期の観測によってはじめて確認される。連邦気象気候局は150年来、記録されている歴史的気候データによると、スイスは一貫して暖かくなっている。1864年後、スイスの平均気温は1.8度高くなっているが、これは世界の平均気温の上昇0.85度に比べてはっきり大きい。特に最近50年の気温上昇は著しく、10年毎に0.37度上がっており、1990年以後5度、平均気温記録が書き換えられている。2017-11-29
歴史的気候データ - 連邦気象気候局 -
スイス木材で黒檀を代替
クラリネット、オーボエや弦楽器の指板の材料として黒檀を代表とする南洋材は欠かすことのできないものだ。厳しい種の保存措置にもかかわらず南洋材は高収益をもたらす原料であるだけに乱伐を止めることは出来ていない。楽器製作者はそのため代替え材料を求めてきたが、人工原料も複合材にも満足できるものは見いだされていなかった。楽器製作者はそこで連邦材料検査機関EMPA と ETH連邦工科大学チューリヒの木材研究所に問い合わせた。この両研究所はこのほど、満足できる品質の木材を開発することに成功した。圧縮技術によりスイス産針葉樹トウヒから物理的にも外見からも高貴な南洋材に匹敵する材料を開発した。これを受けてSuhrの楽器製作所Wilhelm Geigenbauはこの材料から初めてのヴァイオリンとヴィオラの指板を制作した。鉋をかけるのはトウヒのように楽だが、圧力に対しては黒檀のように硬く反応するという。Pacific Quartet Viennaのヴィオラ奏者Chin-Ting Huangは彼女の19世紀の楽器を新素材で修復させ、既に試演した。楽器はより明るく、良く響くようになったと話す。この結果に力を得て楽器製作者は他のマスター楽器も修復すりことに意欲を見せている。製作所の所有者Mark Wilhelmは最良級の楽器の一生は数100年だが、この新しい材料がそれほどの長時間に耐えることができるかどうかは分からない。しかし、南洋材は遅かれ早かれ壊滅し、今手を打たなけらば、間もなく仕事がなくなってしまうと話す。EMPAのOliver KläuslerとETHのMunish Chananaは、十分なテストをしており、新材料の耐久性には自信を持っていると語る。二人は来年にもSwiss Wood Solutionsというブランドで市場に打って出る予定だ。2017-11-28
Wilhelm Geigenbau - Pacific Quartet Vienna - 指板
国会議長選出
国会の大小院でそれぞれ議長が選ばれた。Nationalrat大院の議長にはCVPキリスト人民党のDominique de Bumanが179のうち160票で選ばれ、小院Ständeratの議長にはサンクトガッレン選出の民主党議員Karin Keller-Sutter が有効票43中43票を得て選ばれた。無効票は2だった。2017-11-27
Dominique de Buman - Karin Keller-Sutter -
玉ねぎ市!
今日、11月の第4月曜日、例年通りベルンでZibelemärit玉ねぎ市が開かれた。これも例年通り、公式開始時間の6時を待たず、市の中心部は屋台、観光客そで溢れ、そして匂いに包まれた。午前中に100台を超す観光バスと複数の特別列車が到着し、遅いところでも午後の早い時間には紙吹雪合戦が繰り広げられた。野菜市の枠をすでに大きくはみ出している市はホットワイン、そして当然、玉ねぎとチーズクーヘンの匂いに覆われた。2017-11-27
Der Bund 新聞ベルン - NZZ写真集 - Zibelemärit orien-ch
終身年金さようなら
州の大臣は終身年金を受給するのが伝統となっていたが、その伝統を終わらせる州が増えている。Neuchâtel、Valais、Genève、Fribourgに続き同じフランス語州のJura州も廃止を決めた。州議会が決議したもので、州執行部メンバーも他の議員と同様に州公務員の年金金庫に入ることになる。これまで退職大臣は平均年額 55000フランの年金を受けていたが、これからは半額ほどになる。 左派政党議員からは同時に230000フランの議員年金を5万フラン上乗せする提案があったが、市民政党が反対して否決された。現在、退職大臣の年金は在任年数によって決められ、45000から106500フランとなっている。2017-11-25
Jura - 終身年金 -
農家直売20年
今年で20年目となる農家の直売組合Marché Paysanはフランス語スイスの農家の団体で、現在85の農家が参加しており、幅広い産品を提供している。直接、農家でのまたは街中での販売は、セルフサービス、近隣農家での委託販売など様々な形態で直売が行われている。農家と消費者の直接のコンタクトは値段の安さだけではなく信頼感というプラスもある。2017-11-25
Marché Paysan - -
最富裕スイス家族10
スイスの最富裕10家族は2千億フランの資産を持っているが、最富裕300人の資産は今年、600億フラン増え、6740億フランとなったと経済雑誌Bilanzが報道した。資産が増えた理由は主に証券市場の推移に係っており、300人のリストに入るには1億フランの資産を持っている必要がある。 トップ10に初めて入ったのはBlocher家で、夫婦と子供で110から120億フランの資産を持つと試算され、家族の持つ企業EMS化学コンツェルンの株価が上がったことにより順位が上がった。エレベーター会社Schindlerの株式の70%を所有するSchindler家とBonnard家は120億から13億フランの資産を持つと考えられる。 ウクライナ生まれViktor Vekselbergsは建設、エンジニア会社の持ち株会社Renovaの所有者で、資産は130億から140億フランと見積もられる。ビール会社社主Alfred Heinekenの娘Charlene de Carvalho-Heinekenはグラウビュンデン州に住んでおり、130億から140億フランを所有すると見られる。 父親から相続した薬品企業Seronoを2007年に売却したErnesto Bertarelliも130億から140億フランを所有するが、彼の創設したチームAlinghiのヨットがAmerica's Cupを二度、獲得したことでも知られる。衣料チェーンC&A所有者の Brenninkmeijers家の複数の家族がスイスに住んでおり、資産は150億から16億フランと見られる。ブラジルの銀行家Joseph Safraは最近 Crans-Montanaに居を移したが、不動産と金融で財を成した一家の資産は190億から200億フランと見積もられる。薬品財閥Rocheの創業者一家 Hoffmann家とOeri家の資産は240億から250億フランと見られるが、両家は寛大な寄付で知られている。Brahmaビールで知られる世界最大のビール財閥AB InBevのJorge Lemannはブラジルとチューリヒ湖岸に居住しており、資産は280億から290億フランと見られる。第一位は連年通りIKEA創業者Ingvar Kampradの子供たちとその伴侶たちで、皆、スイス国籍を持っている。資産は48億から49億フランと見積もられている。2017-11-25
Bilanz - Ingvar Kamprad - Blocher
スイスは反対、チューリヒ賛成、無条件基礎収入
チューリヒ市議会は無条件基礎収入の先行テストを行うこと求める動議を承認した。SP社民党の動議は賛成61、反対59票で可決された。 このアイデアは2016年6月5日の国民投票ではスイス国民に反対76.9% で否決されたが、チューリヒ4、5区だけは54.7%で賛成が上回っていた。市執行部はこの案に反対だったが、拘束力のない提案として検討することを約束していた。市執行部はこれで報告書を作成する義務を負うことになったが、デジタル化との関連で労働市場に起こる問題や既存の社会制度の改善すべき点を検討する方針を表明すると見られる。市執行部はしかし、実際に無条件基礎収入を試すことなく、この問題を扱いたいとしている。すなわち、市議会には承認されたが、テストさえも早々に現実になることはないと考えられる。2017-11-25
無条件基礎収入 ベーシック・インカム - チューリヒ市議会 Gemeinderat Zürich - チューリヒ市 Stadt Zürich
暗黒物質は無い?
この数十年間、宇宙の動きを説明するには不可欠とされる暗黒物質と暗黒エネルギーについて科学者は頭を悩ませてきたが、ジュネーヴ大学UNIGEのAndré Maeder教授が、それら無しでも宇宙の現象を説明できるとする仮説を発表した。すなわち、銀河の質量の不足分と猛烈な速さで回転しているのにバラバラにならない現象を説明するための暗黒物質、宇宙の膨張の加速を説明するために必要な暗黒エネルギーは存在しないという論だ。もともと、これらの存在の直接的な証拠は見つかっていない。 Maederは新しい宇宙の理論的モデルを開発し、The Astrophysical Journalに発表した。数学的な宇宙の叙述はEinsteinsの一般相対性理論、Newtonsの万有引力の法則、量子力学に基づいているが、これまでの理論は基礎的な仮説に重きを置いていない。空間のスケール非依存性、すなわち、何もない空間の特性は伸縮によっては変わらないというもので、空の空間はEinsteinの比喩によると、宇宙定数で、宇宙のモデルに重要な意味を持つ。この仮説を援用すると宇宙の膨張速度の加速は暗黒エネルギーの存在なしでも説明できると理論はする。さらにこれは、銀河の星の動きを説明するNewtonの法則にも合致するもので、暗黒物質無しでも十分に説明できるとしている。新しい仮説には多くの疑問が投げかけられ、議論の的になるだろうとジュネーヴ大学の発表は書いているが、この定説を打ち破る仮説は自明なものなどないという正に科学的態度そのものだと評価している。2017-11-24
André Maeder - UNIGE - The Astrophysical Journal
IT機器メーカーに失望、慈善団体
慈善団体Brot für alle(みんなにパンを)とFastenopfer(断食寄付)は10年前から定期的に大手のIT機器のランキングを行っているが、今年は昨年からの改良が少ないとした。対象としているのはスマートフォーンとラップトップで、労働条件、原料、紛争地域、環境などが判定点となっている。Brot für alleのKarin Maderは、わずかな改善はあるが、利潤がまだまだ労働人権に優先されているというのが結論だと話す。特に否定的なのは労働法に関する問題で、最低生活に足りない賃金、払われない残業代、接着剤や溶媒で中毒になる女性労働者などの問題で世界の有名なメーカーが下請け会社の状況に関心を示していないことが最もショッキングだとMaderは話す。Appleは人権団体や労働者団体との協力を打ち切った。HPは人道的な賃金、労働運動の自由を保証することをやめた。メーカーは任意の業界スタンダードの陰に隠れようという動きだと慈善団体では見ている。問題を解決できるのは結局、法律だけで、問題になっている原料の供給をこれまでの経路を断って、認証を受けている企業に代える動きではっきりしている。それは2016年にUSAがEUがそれに続いて原料の情報公開を義務付ける法律を成立させたからだ。最も良い会社はApple,Dell,HPで最悪はHTC, Asus、Huawei とされている。2017-11-24
Brot für alle - Fastenopfer -
年長者がますます増える、インターネットユーザー
プライベートでインターネット接続を持つ人はますます増えていおり、今年の第1四半期には成人の90%がオンラインだった。BfS連邦統計局によるとこの数字は3年前には84%だった。イタリア語州ティチーノでは普及率は80%だ。携帯機器でインターネットと繋がっているのは78%で、2014年の60%から大きく伸びた。特に増えたのは65才以上の年齢層で、ネットにつながっている時間の平均も増えた。インターネットショッピングも増え、第1四半期にはスイス住民の3分の2が少なくとも一回はオンラインで買い物をした。BfSによると、2014年にはこの数字は56%だった。カーシェアリングなどのいわゆるシェアリングエコノミーに参加したのは住民の4分の1ほどだった。2017-11-24
BfS - インターネット接続 - シェアリングエコノミーc
弾力的価格、スキーリフト券
航空券の価格が個別的に決められているのは今では当たり前だが、スイスのスキー場でもそのシステムを導入する。スキーリゾートAndermatt-Sedrunはリフト券の価格を混雑度や予約時期などによって変動させる。それによると最低10フランで一日楽しめる可能性が出てくる。価格の上限はないが、100フランを超すことはないとSkiarena Andermatt-SedrunのStefan Kernは話す。 この決定は、スキー客が減っていることと、インフラストラクチャーにますます多くのコストがかかるようになっているためだ。他のスキーリゾートLaax、Pizol、Belalpそして新たにArosa-Lenzerheideも変動価格を導入しているが、Andermatt-Sedrunのようには一貫してシステムは適用していない。2017-11-23
Skiarena Andermatt-Sedrun - Laax - Pizol
フォンデュー世界選手権
第2回のフォンデュー世界選手権がヴォー州のTartegninで開かれ、味だけでなく、も共に楽しむ時を盛り立てる工夫も評価の対象になる。子供が一緒に食べる場合のアイデアもあり、幸せな催しだったと組織委員会代表Stéphane Jayetは語る。5000人以上がパンで溶けたチーズをかき回したが、2015年のヴォー州La Prazのチーズ生産者 Nicolas HauserとJohn Haldemannに続き今年はフリブール州のAuborangesのBenedikt Wüthrichがプロの部で優勝した。アマチュアの部ではヴォー州 Le VaudのAndré Bourquiが栄冠に輝いた。競争に参加したのは180人で、400人が審査にあたり、ボランティア380人が運営に協力した。これは前回2015年の40%増だが、人口240人の村Tartegninにとっては大きな挑戦だった。第3回選手権は2019年11月16日に開かれることが決まっている。2017-11-22
Tartegnin - Benedikt Wüthrich - フォンデュー Orien-ch
デジタル化する学校
来年の新教育計画Lehrplans 21の導入に伴い情報科学が小学校の義務科目となる。これは地方公共団体にとって大きな挑戦だ。また将来はすべての段階、保育所から中学校までデジタルツールを使用する能力が求められる。今、スマートフォーンやコンピューターを自由時間に使っている子供たちには喜ぶことになる。例えばチューリヒ州ではすべての学級に2、3台のコンピューターが配備されており、15年前から経験が蓄積されており、5年生からの義務科目の用意はできているとされる。ZHAWチューリヒ実用化学大学では2014年から2015年にかけて6才から13才の小学生1000人と保護者600人を対象に調査を行ったが、携帯電話やスマートフォーンは98%、コンピューターは97%、タブレットは76%の家庭が所有しているという結果となった。州学校局のAndi Hessは家にデバイスがある子供には学校に持ってくることを求めることが、予算のためだけではなく、資源の有効活用という視点でも有効だと考えている。機器購入のコストは高く、十分な検討が必要だが、州小学校局長のMarion Völgerによると80%の郡でLehrplans 21への基本的な準備は整っている。経済的な問題は小さくはないが、より重要なのは創造的な人を責任者にすることで、綱を逆の方向に引く人がでないことだとVölgerは説明する。2017-11-19
Lehrplans 21 - Andi Hess - Marion Völger
12才から喫煙予防
Association suisse pour la prévention du tabagisme 喫煙習慣予防スイス協会は競争Expérience non-fumeur(禁煙経験)をスタートさせる。既に12から16才の4万人が挑戦を申し込んだ。12才から喫煙予防をするのは、11才児の週に一回以上、喫煙する率が0.5%なのに対して、13才児のそれが2.3%に跳ね上がるからで、15才ではそれが10%になるというデータがあるからだ。子供たちは家族、友人、知人などの年長者の喫煙により考えられているよりも早く煙草に直面し、喫煙しないこと、または少なくともなるべく遅く喫煙を始めることが大切だという情報を与えることが重要だと依存症対策団体のスポークスマンCorine Kiboraは強調する。この年代の子供はまだ、自分は不死だと感じており、将来の病気について啓蒙することはあまり効果がない。経済的負担、グループの圧力、たばこ産業のスローガン、自由、誘惑、若さ、健康などのについて話しかけることが有効だ。Expérience non-fumeurの目標はまず爽やかな息を感じさせることで、さらに連邦鉄道のチケットなどの賞品が考えられる。予防の効果を数量的に測ることは非常に難しいと協会顧問のThomas Beutlerは話すが、民間でできることはやりつくしたと考えており、あとは立法による方法しか残っていないと説明する。2017-11-19
Association suisse pour la prévention du tabagisme - Corine Kibora - stop-tabac.ch
記録的、ダニによる髄膜炎
ダニに刺されたことによる髄膜炎の発症例は今年、257件記録され、2000年以来の最高となった。BAG連邦健康局が発表した。最も件数が多かったのは10月で、36件だった。2017-11-17
ダニ媒介性脳炎 - BAG -
インフルエンザと猛暑で平均余命短縮
2015年、スイスでは67606人が死亡した。これは前年比6%の増加で、BFS連邦統計局はその原因を春に大流行したインフルエンザと夏の猛暑だと分析している。インフルエンザにより死亡した人は例年より2500人多く、猛暑では500人多かった。この影響で平均余命は1990年以来初めてわずかながら短くなった。死因で一番多かったのはやはり循環器疾患で、全死亡者数のほぼ1/3の21593人が亡くなった。男性ではしかし、循環器疾患と癌の差は小さくなり、それぞれ29.8%と29.3%になった。男性の45と82才、女性の36と79才の間の年齢層では癌が死因の第一位だ。15才以下では事故と自殺が最も多い死因だ。大きく増えた死因は認知症、呼吸器疾患、パーキンソン病に絡むもので、老衰も増えた。援護された自殺も増え、男性426人、女性539人がその方法を選んだ。2017-11-17
BFS - EXIT -
故郷愛から祖国愛へ
故郷や居住地への結びつきを強く感じる人の割合が2004年から半減して25%となったのに対して、スイス人であることを誇りに思う人は44%から56%に増えた。ヨーロッパ人であることについての思いは10%前後で変化がなかった。国を誇りに思う人は左翼、右翼を問わず増えており、世界的に活躍するスポーツ選手が増えたことやグローバリズムも意識が変化した一因だと調査を行ったGfS Instituts BernのLukasGolderは分析する。2017-11-17
GfS Instituts Bern - LukasGolder -
小さい頃から精神疾患予防
健康促進財団Gesundheitsförderung Schweizは精神病の予防を子供のころから始める計画を始める。治療されない心理的疾患による損害は年間110億フランになると試算されている。専門家は学校や保育園で心理の健康が注目されることには大きな意義があると話す。Gesundheitsförderung Schweizは予防措置の重点をまとめて発表した。計画を開発するFabienne Amstadは現在、歯の健康を啓蒙するために学校や保育園を訪問している「歯の妖精」のような活動を心理的健康の分野でも行うことを推奨する。例えば、摂食障害の場合には子供たちが自らの感情を判別できることが重要だと財団の副会長Bettina Abelは、腹痛が悲しみの表現でありえるとして、その感情を表現する方法を子供たちに習わせることが有効だと話す。体感覚やスポーツ、音楽、ファッション界のアイドルの食習慣に影響を受けることを軽減することにも子供たちの自己知覚が強められることは役立つ。年長の人たちには一緒に食事をしたり、活動を行うことによって孤独を回避する試みが行われる。20の州がこの計画を取り入れており、財団は医療保険料の一部として払われる資金350万フランで各州を支援する。2017-11-17
Gesundheitsförderung Schweiz - -
双生児出生記録、バーゼル
2016年、バーゼルでは2172の出生が記録されたが、そのうち104が双生児だった。バーゼル市の統計局によるとこれは過去最高だ。2017-11-17
バーゼル市統計局 - -
銀行秘密は国内では(まだ)残る
連邦内閣は予定されていた税制改革を放棄し、銀行秘密は国内では守られることになった。これによって政府の銀行秘密を憲法に取り込む動きに弾みがつく。2017-11-16
銀行秘密 - financial privacy -
1968年のスイスにようこそ!
男女の同棲は禁止されており、同性愛は犯罪であり、女性には適性がないというのが1968年のスイスの常識だった。パリでは学生運動が盛んにおこなわれ、ジュネーヴ、チューリヒ、ロカルノでも試されたが、ゼネラルストライキは一つも行われなかったと歴史家Jean Zieglerは話す。当時は長髪の男性はレストランでサービスを断られた。戦後、狭い考え方は多くの人にとって耐えられなくなってきたとベルン歴史博物館で開かれている展覧会1968スイスについて学芸員のFabian Furterは語る。歌手Michel Bühlerが「アルプスをなぎ倒せ、海が見えるように」と歌い、若者たちは社会規範に反抗し始めた。1968年は社会動揺の象徴的な年で、帝国主義、家父長制を否定し、男女同権を求めるだけではなく、すべての人の文化へのアクセスを夢見る若者による揺れ動いた時代だ。この時代が現代の政治、文化、日常生活にどのような影響を与えているかもこの展示会のテーマだ。2017-11-16
Jean Ziegler - Michel Bühler - 1968スイス
財務危機、アルプス博物館
連邦政府が助成金を大幅に削減したためにベルンのAlpine Museumアルプス博物館が存続の危機に陥っている。これに対して博物館長Beat Hächlerも黙ってはおらず、政治に働きかけており、SP社民党の国会小院議員Anita Fetzは博物館存続支持の立場を表明した。2017-11-15
Alpine Museum - Beat Hächler - Anita Fetz
EUとの関係にまだ賛成
スイスはEUに加盟せず、相互協力協約を結んでいるが、それを支持するスイス人はこの1年で大きく減った。Credit SuisseとEuropa Forum Luzernの依頼でgfs.bernがこの6月と7月に行った世論調査で支持は昨年の81%から60%に大きく減った。ユーロ経済圏に入るべきだという意見は50%前後で変わらず、相互協約を破棄すべきだという意見とEUに加盟すべきだという意見はそれぞれ28%と21%でともに増えた。2017-11-14
Credit Suisse - Europa Forum Luzern - gfs.bern
上がる教育程度
2006年と2016年の間にスイス住民の教育は向上した。連邦統計局によると高等教育を受けた人は29.9%から41.2%に増え、義務教育だけを受けた人の割合は減った。特に女性にこの傾向が強いが、男性の平均学歴は女性のそれより高い。女性の就業率はこの期間に59.8%から62.8%に上がり、男性のそれは僅かに下がった。パートタイマーに占める女性の割合は依然として高く、56.5%から58.8%に上がった。全体でもパートタイマーの割合は12%から17.1%に上がった。複数の仕事を持つ割合は女性で10.3%で、男性は5.7%で、全体では6.6%から7.8%に上がった。社会援助を受ける人の割合は大きな変化がなかった。2017-11-14
連邦統計局 - -
スイス社会貢献地図
Universität St. Gallenサンクトガッレン大学が毎年行っている社会に貢献している団体や企業を訊ねる世論調査に今年は14502人が答えた。上位グループには救急空輸Rega、在宅医療援護Spitex,対麻痺援助財団Paraplegiker Stifutung、老齢者団体Pro Senectite,障害者団体Pro infirmis,赤十字Rotes Kreuz、国民基礎年金、障害者年金、労災保険、家族旅行のNPOであるReka、救援慈善団体Caritasなどが並び、最下位グループにはFIFA,UEFAのサッカー団体に続き、石油会社Tamoilが入り、大衆新聞Blick,薬品会社Syngenta, サッカーチームFC Sion、FC Zurich, 銀行CreditSuisse、Facebook,Amazonnが続いた。小売り大手、Migros,Coop、Volg、そして農業協同組合Landiは中間上位にならび、メディアではスイス公共放送が18位、新聞の最高位はNZZ新チューリヒ新聞の30位だった。2017-11-13
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職場で退屈の原因は?
スイスの経営者の74%は社員は職場で退屈していると感じているとRobert Halfの労働市場調査で発表された。社員が仕事を単調だと感じていないと感じる上役は26 %だという計算になる。Robert HalfのシニアマネージャーYeng Chowは退屈が生産性に否定的に働くが、簡単な対策でそれは解決できると話す。退屈の原因は多すぎる準備不十分で非効率的な会議だと34 %が、日常の業務の過小な要求だと32 %が、変化のないことだと25 %が考えている。Chowは退屈している社員と直ちに話し合いを持つことが必要だとするが、社員の方も退屈の原因を探ることが必要だとする。話し合いによって再教育、新しい職務、職場替えなどすぐに効果の表れる対策があるという。2017-11-11
Robert Half - Yeng Chow -
緊急専用携帯電話網を!
警察や救急隊の要求に対して連邦内閣は希望された周波数帯の1/4しか許可しなかった。駅やサッカー場など、多くに人が集まる場所では無線通信は非常に遅くなることは知られている。警察、消防、救急隊などは度々、重要な情報を送れない状況に直面する。これまで非常に危険な出動の時に幸運にもそれは起こっていないとスイス警察情報整合化計画の責任者Peter Foliniは話す。危険な状況を避けるために警察と救急隊は独自の携帯電話網を要求している。連邦内閣の決定について連邦通信局のPhilippe Horisbergerは、通信大手Swisscom, Salt、Sunriseは重大事態には緊急通信を優先するために一般周波数帯を空けることになっておりこれ以上の必要はないと説明する。それが確実には作動しなかったとFoliniは反論し、警察と救急隊はこれからも要求し続けると話す。2017-11-11
スイス警察 - Peter Folini - Philippe Horisberger
見習い職スピードディティング
バーゼル市州は見習い職求人、求職スピードディティングを組織している。相互紹介は4分間で、次々と相手を代える。その後のつまみビュッフェの間に履歴書が渡される。履歴書の書き方や、職場訪問の形が変わる中で、両者の出会いの形も変わるべきだとBasel市州商工組合職業教育責任者Reto Baumgartnerは説明する。4年前から行われているこのミーティングで昨年は4人に1人が見習い職を見つけ、ジュラ州もこの方式を取り入れている。2017-11-11
バーゼル市州Kanton Basel-Stadt - Reto Baumgartner -
デジタル化の勝ち組、負け組
150年来、技術の発達と労働者の資格の間の競争はひとつの定数だったが、変化は大きい。1850年にはスイスの就労者のほぼ60%は農業で働いていたが、こんにちは3%のみとなっている。サービス業界は10%から75%に膨らんだ。工業は一世紀にわたって増え続けたが、1960年から減り続けており50%から20%近くに減った。経済学者はこれを構造変革と呼ぶが、最近のキーワードはデジタル化だ。連邦は政府の報告1つと外部の報告3つを発表したが、そのデータは労働市場の最近20年間の変遷の手がかりを表わしている。それによると、ヨーロッパでもスイスでも職業の能力要求は大きくなっており、中程度の能力要求の職業の割合は減っている。よく言われる中流の空洞化は上への動きが強い状況でははむしろ喜ばしいことになる。低い能力要求の職業はスイスでは安定して推移しているが、国によりどこでも同じではない。スイスの就業者の教育程度は高まる要求に足並みをそろえることが出来て来た。失業率は低いレベルで比較的に安定している。求人者が求める像と求職者の実像のズレは大きくなっていない。最も成長した職業グループは経営者、業務指導者、ITと通信業界の専門職、健康と介護人材で、強く失われたのは一般的な事務職、組み立て工といくつかの専門職だ。報告によると国内経済は1996年以来、主に定型作業が特徴の25万の職場を失った。それらの職場は自動機械によって置き換えられたり、低賃金の外国に移されたりした。その一方、国内経済はほぼ90万の非定型作業の職場を得た。主な勝ち組は社会的または分析的能力を要求する職業で、さらに、生産職は少なくなり、技術とサービス職は増えた。調査の一つはEHB職業教育大学研究所とコンサルティング会社Infrasによるもので、作者は文献分析と専門家による話し合いにより、存在感を増す能力のリストを提出した、それは情報科学との親和性、融通性、チームワーク能力、データ分析、創造力、コミュニケーションだ。傾向としては事業所に特化していない能力の意味が強くなる一方、職業に特化した能力が重要になっている。一般的な教育が職業教育の犠牲により行われることは今日の認識によると正当化されない。多くの職業を跨ぐ能力は職業現場で獲得されると調査の共同著者、EHB教授のJürg Schweriは話す。Schweriによるとスイスの職業教育はデジタル化時代によく備えられており、雇用者側も教育制度の革命的な変更は必要としないという、雇用者団体のJürg Zellwegerと同様の意見だ。二人は高校での職業教育のシフトが必要だという点では一致している。しかし、多くの専門家は再教育の意義は大きくなっていると考えており、職業教育の終了は、大学入学資格と同様に、教育の終わりではなく、せいぜい始めの終わりだと報告からは読める。連邦の統計によると高学歴の就業者の割合は1996年以来、22から41%にほぼ倍増した。2017-11-10
EHB - Infras - Jürg Zellweger
デジタル富裕
スイス人の多くはインターネットを上手く使っていると感じている。デジタル過剰消費とインターネットに時間を取られ大事なことをやり損ねているのではないかという感じともうまく折り合いを付けていると信じている。Universität Zürichチューリヒ大学の出版経済とメディア研究所が行った抽出世論調査でこのような結果が出た。大事なことをやり損ねているという感じは若者、低学歴の人で強いが、大きな問題だとは受け取られていない。ユーザーの83%は重要なことと重要でないことの区別は良くできていると答え、75%はどの人物や情報源を選ぶかについて確かに目標を定めていると答えている。また、73%はインターネットサービスや機器を支障のないように設定していると考えている。50%の人は情報に素早く返答しなければならないという圧力を感じている。高いデジタル能力を期待されているという圧力は若者と高学歴者に強く感じられている。ソーシャルメディアでは若い低学歴者が強い圧力を受けると答えている。78%が自分のインターネット能力を平均以上または高いと感じており、低いと感じている人は4%しかいない。男性は全般的に女性よりも自己評価が高い。チューリヒ大学でメディア変動とイノヴェーションを研究するMichael Latzer教授は、スイスのデジタル富裕感は強いと話す。これまで4回行われているこの調査では今年、日常のインターネット使用で難しいことに関する質問が加えられた。スイス住民の90%がインターネットを使っており、79%は外出先でも使っている。利用時間は2011年から倍増し、週25.5時間となった。自分ではインターネットを使わない人も誰かに検索を頼むなど、間接的に利用しており、完全不使用者は36万人(5%)だけだ。利用者の51%は自らコンテンツを作り、56%はその内容を仲介している。スイス住民の86%は商品検索をしており、77%はオンラインで買い物をしており、最も人気があるのは66%の旅行予約だ。チャット(83%) とインターネット電話(67%) は最も伸びた分野で、67%は毎日、ソーシャルネットワークにログインする。Twitterは8%から能動的に、15%から受動的に利用されている。娯楽は音楽 (69%) und ビデオ (65%)、時間差テレビ(50%)、ゲーム(35%)、射幸サイト(25%)となっている。インターネットはまた、情報源としても第一位で、新聞とテレビがそれに次いでいるが、娯楽でもテレビに並んだ。携帯電話によるインターネット利用はPCやタブレットによる利用よりも伸びが大きい。事実上、全ての若者が携帯電話によってインターネットを利用しているが、70才以上の年齢層では27%だ。20から29才の年齢層は携帯電話から離れるのが難しく、最若年層と最年長層ではもっとも楽だ。自宅(95%)と職場 (72%)での利用は高いレベルで動いているが、半数の人は自宅でも仕事のためにインターネットを利用している。ソーシャルネットワークは62%が利用しており、2011年の41%から大きく増えている。世界で増えているフェイクニュースについての議論はスイスのインターネット利用者の行動にも反映されており、事実確認やニュース検索は近年、最も増えている活動だ。オンライン百科事典は86%が検索エンジンは97%が利用している。2013年以来、コンテンツへの信頼はあらゆる年齢層で大きく減少したとLatzerは認める。2013年には4分の3の人が信頼していたが、2017年には信頼に足りると考えているのは58%だ。半数が企業や個人によってプライバシーが侵害されていると感じており、39%の人は政府も侵害しているのではないかと考えている。70才以上の年齢層が最もその恐れを持っている。81%が個人情報の保護に気を付けており、44%がインターネット上でプライバシーを管理できると考えている。27%は情報保護に心配は大げさだと考え、76%は、自分には隠すものなどないと考えている。11%はこの一年間に個人情報への侵害に直面しているが、大部分は小さな問題で済んでいる。最も多いのは経済的損失と恥をかかされることで、望まないポルノ的内容の公開や個人情報の漏洩が多い。ヴィールスによる被害は19%が受けており、サイバーいじめは6%が経験しているが、これは青少年に多い。インターネット規制強化には反対の意見が多い。54%が情報社会に取り込まれていると感じており、13% はどちらかというとそうではないと感じているが、32%はどちらか分からないとしている。インターネットにより政治の知識は得られるが、自分の意見が反映されることは無いと考える人が40%で、21から29%は民主政治に良い影響を与えると考え、中立だと考える人が3分の1だ。デジタル民主化が進んだと考える人は僅かに増えたが、相変わらず低いレベルだ。49%はインターネットは政治的意見を発表するには適していないと考えており、63%が自由な政権批判ができることを求めている。34%は無制限な発言の自由に賛成するが、39%は過激な発言は制限すべきだとしている。最もリベラルなのは中年代層で、政治的に過激な表現に対するスイス人の態度は変わっていない。2017-11-09
Universität Zürich - Michael Latzer -
列車待ちが楽しみな駅
列車の本数が増え、駅の待合室を使うことが減り、そもそも多くの駅では待合室が無くなっている。しかし、周辺地域ではまだ古き良き待合室が見つかる。例えばBiel/Bienneの待合室ではふたつの大画面油絵Stundentanz (時の踊り)とJahreszeiten(四季)が楽しめる。同じようにエレガントな待合室はバーゼルのSNCFフランス国営鉄道駅とRichterswilにしかない。Biel/Bienne駅は1923に営業を始めたが、当時はネオクラシック様式のモダンな建物として話題となった。この待合室の時計には秒針がない。その他、Gossau、Rhätischen Bahnレーティッシェ鉄道のPontresinaの真ん中のホーム上にある待合室がある。西スイス、特にヴォー州には古き良き待合室が多く、Vallorbe、Montreuxに近いTerritet、Veytaux-Chillon、Grandvauxなどが知られている。また、目立たない待合室だが技術史的な意味で貴重な待合室にVeveyとCourchavonがある。2017-11-08
Biel/Bienne - Basel - Pontresina
宗教平等法案、審議入り、ヌシャテル州
ヌシャテル州議会で全ての宗教団体を平等に扱うことを主旨とする法律の審議が始まった。州のムスリム団体の共同体の代表Jamel Chérifはこれはイスラム認知の強い信号だと喜ぶ。スイスのムスリムは職業的には受け入れられているが、社会的には受け入れられていないと彼は感じている。法案はイスラム教徒はキリスト教徒の教会税と同じ税金を払う義務を負うかわりに、学校での宗教教育を受けられ、病院や刑務所での教誨を受けることが出来る。その代わり宗教団体の財務を当局が観察でき、団体は憲法に従って宗教の自由を保障することを求められる。イスラム団体は質の高い宗教教育を行い、若者たちの過激化を抑えることも義務となる。団体はしかし、外国からの経済支援に依存する割合が低くなる。法案を支持しているの左派で、市民政党と右派 SVPは反対の立場を明らかにしている。2017-11-08
ヌシャテル州 État de Neuchâtel - Jamel Chérif - ヌシャテル州議会  Grand Conseil
材木活用は不十分
木造の山小屋で木製の椅子に座ってゆったりするのは典型的なスイス人と言えるが、材木の活用法は理想的ではない。2016年に伐採された木材の量は10年来の最低となったと振興団体Ressource HolzのMartin Riedikerは話す。スイスの森は手入れが行き届いておらず、潜在的な生産量の半分しか切り出されていない。この原因は、多くの森林が個人所有で、それが細分化されており、250000万の所有者があることだ。建築材料としての材木加工技術は進んでいるが、建築で使われるのは一軒家で15%、大きな建築では8%だ。さらに、包装材料としても材木製品はプラスティックに押されており、燃料としても使われる量は少ない。しかし、現在の進んだ加工技術では、木材を燃料として使えばCO2の排出量を90万トン減らすことが出来るとされている。Ressource Holzでは林業をはじめとする木材に関係のある職業教育を進めており、スイスの環境経済推進の中央的な役割を果たそうとしている。2017-11-08
Ressource Holz - Luzernerzeitung - SNF
疑惑のプーチンの娘婿はスイスと直接関係
いわゆるParadise PapersによってUSA商務長官Wilbur Rossとロシアのプーチン大統領の娘婿の会社との関係に疑惑が出ているが。キリル・シャヴァロフの会社はスイスで持ち株会社Siburの子会社としてスイスの商業登記簿に登録されている。Siburは暴露された資料に表れている。Siburはロシアの石油ガス精製会社で、スイス子会社は外国での投資のために設立された。Baarにある簡素な外観のSibur Investments AGの社長はチューリヒ州からBaarに移るまでキリル・シャヴァロフだった。報道によるとキリル・シャヴァロフはエカテリーナ・プーチナの夫だが、クレムリンはそれには言及していない。彼の資産は2013年の会社設立後、急速に増えており、それはGazprombankからの資金によると見られている。2017-11-07
キリル・シャヴァロフ - Sibur Investments AGの - Wilbur Ross
企業向けオンライン窓口
連邦大臣Johann Schneider-Ammanは各州、産業界と協力してオンライン窓口をスタートさせる。多様な行政手続きがひとつのサイトで出来るようにするのが目標だ。これによって事業者が書類の山と行政との交渉を大幅に減らすことが出来ると謳われている。企業は商業登記簿の内容の変更や付加価値税に関するお金の交通作業を行うことが出来るようになる。予定では2019年末には大部分の行政手続きがこのプラットフォームでできるようになる。スイスで起業をするためには14の役所で14の許可の交付を受ける必要があり、これには14か月の時間がかかる。例えば、上海では同じ手続きが2か月で出来るため、国際的な事業を始める際の時間のずれが問題になっている。これは連邦政府が進めるE-Government戦略の一環として行われるもので、手続きの迅速化で企業にとって魅力的な国際競争力を強化するのが目的だ。2017-11-07
Johann Schneider-Amman - E-Government -
標高600mまで雪
スイスは西から横断した寒冷前線の影響で今日、月曜日の朝にかけて標高600mのところまで降雪が記録され、アルプス圏では25から50㎝の積雪となった。Mörlialp (オプヴァルデン州) とSörenberg(ルツェルン州)の間のパノラマ道路は閉鎖された。冬季閉鎖は2018年4月まで続く。2017-11-06
Mörlialp - Sörenberg -
公共放送廃止の発議
2018年3月4日の国民投票に公共放送視聴料を徴収する会社の名前が付けられた国民発議No Billagが懸けられることが決まった。国民投票に必要な数の署名が確認されたと内閣官房が発表した。公共放送は世論を誘導するものであり、そのためにカネを払うのは不合理だというのが簡単な趣旨だ。政治も意見の異なる陣営に分かれており、公共放送は当然、反対運動キャンペーンを張っている。SVPスイス人民党は現在450フランの視聴料を200フランに引き下げる対案を提出したが、議会で否決された。4公用語の放送局を統括するSRGは2015年に国民投票で歴史的な僅差で採択された受信機器に依存しない一律視聴料に基づいて徴収している。SRGは現在、経営費の70から73%を13億5千万フランの視聴料収入で賄っており、その他は広告収入で運営されている。2017-11-04
No Billag - SRG -
秋の伝統行事に賛成、反対?
11月11,12日の週末、ジュラ州Ajoie地方のPorrentruyで開かれる聖Martinの市は収穫を終えた時期の、かつては冬に備えるための調達の機会だった。この地方、特にこの市では豚がその主役となる。農家は収穫に感謝する生贄として豚を屠殺するが、鹿や猪などの野生動物の狩猟も行われ市場に出回るこの時期に重ねて豚肉もふんだんに提供されることに怒る人は一人もいない。レストランでは豚肉だけではなく、スープ、チーズケーキ、ジャガイモなど信じられない量の料理が食べられるのが伝統で、豚肉もソーセージ、ハム、切れ端肉のゼリーなどの加工品が多く食べられる。動物愛護団体や菜食主義者団体などの抗議運動があることも確かで、地元にもAssociation Pour l’égalité animale (PEA) という団体がある。2017-11-04
Ajoie - Marché de la Saint-Martin - Association Pour l’égalité animale
クリスマスイヴ営業に賛否
今年のクリスマスイヴは日曜日にあたるために、毎年、年末に許可される商店の日曜日営業をイヴにするかどうかについて議論が起きている。公共テレビには、聖夜に商売をすることに反対する意見が多く寄せられているが、スイス最大のショッピングセンターのひとつであるGlattzentrumの支配人Raguth Clavadetscherは年末の日曜日営業は大盛況になるのが常で、聖夜でも同じことだと考える。Glattzentrumは10時から16時まで開店することにしている。多くの人にとっては神聖な日だが、他の多くの人にとっては大きな意味を持たない。Clavadetscherはすべての入居店の店長にこの日の営業に問題があるかどうか尋ねたが、答えは全員一致で問題はないというものだったという。また、多くの従業員やアルバイトの学生は50%増しの休日給与を喜んでおり、16時までの営業であり、人員は十分に確保できると彼は語る。小売業は外国への買い物旅行などにより難しい時期にありこの時期に稼ぐことは店にとっても従業員にとっても重要なことだと説明する。AWAチューリヒ州の経済局にとってもこの日は非常に神聖な訳では無く、25日のクリスマス当日とは意味が違うと考えている。2017-11-03
Glattzentrum - AWA -
略奪芸術品で論争
Curt Glaserはベルリンの芸術図書館の館長だったが、1933年に非ユダヤ化の動きの中で罷免され、官舎から追い出された。家財と収集していた美術品を彼はドイツから逃れる前にベルリンのオークションハウスで競売にかけて売り払った。彼の相続人たちはナチス迫害による損害として美術品の行方を追跡し、その返還を求めて来た。バーゼル美術館も対象となった。競売によって売られたGlaser収集美術品のうち120点を所蔵していたからだ。その中には100万ドル単位の価値があるとされるEdvard Munchの版画Madonnaも含まれている。Kunstmuseum Baselバーゼル美術館は2008年、慎重な調査の結果、相続人の要求を拒否した。バーゼル州政府はこの美術品がCurt Glaserの収集品であった証拠は全く見つからず、購入価格は時代と市場に適合するものだったと発表した。しかし、この発表は信憑性に疑問があるか、虚偽であることがはっきりしている。バーゼル美術館の1993年6月の会議記録にはベルリンの Glaser競売の文があり、幸運な機会であり、多数の現代美術品を安価に手に入れることが出来たと記されている。バーゼル美術館は現在の価値にして3130フランで120点を手に入れたことになる。バーゼル美術館の芸術委員会の新総裁、法学教授Felix Uhlmannは報道の質問に対して、州政府の発表が不完全だった可能性があることを認めたが、これがGlaser競売で安価に買われたものであっても、強制売買ではなかったとして返還要求への拒否の正当性を強調した。これまで4つのドイツの美術館とアムステルダムのRijksmuseumが返還要求に応じ、この10月にもドイツの個人収集からの返還も行われたが、UhlmannはロンドンのCourtauld Galleryが2009年に返還を拒否した例を挙げている。スイスではいわゆる略奪芸術品について、ベルン美術館がGurlitt遺産の引き受けについてドイツのRaubkunst-Definition略奪芸術品定義を適用して以来、議論が盛んになっている。ナチスによって押収されたものだけでなく、その圧力によって売却を余儀なくされた、すくなくともユダヤ人の所有品の返却が行われるようになっている。ベルン美術館の財団会議員Marcel Brüllhartは2008年のバーゼル州政府の態度はもはや受け入れることは出来ないと話す。2017-11-02
Curt Glaser - Kunstmuseum Basel - Gurlitt遺産
Omega新製造センター
時計メーカ―OmegaのBiel/Bienne本社の新製造センターが完成し引き渡しが行われた。センターはOmega社敷地の西の部分にあり製造と検査が行われる。16000平方メートルの建物は日本人建築家、坂茂による設計で、木の骨組みが特徴だ。効率と環境の両立を計った設計で製造部と倉庫部があるが、倉庫部は極度の耐火構造になっており、そこに入れるのは特別教育を受けた二人だけだ。時計製造に必要なすべての部品を収めた30万個のカートンが貯蔵されるが、延焼が困難になるように酸素濃度が15.2%に抑えられている。長さ70m、幅30m、高さ30mの建物について設計者はOmegaの精密性と信頼性の具現化だと述べている。Omega本社は1882年以来、同じ場所に建っている。なお、近くにはアポロ計画の月面車が展示されている博物館があり、入館無料だ。2017-11-02
Omega - 坂茂 - Musée OMEGA
キノコ豊作で食中毒増える
自分で採取したキノコによる食中毒は毎年、多数起きているが、豊作の今年は特に多くなっている。昨年に比べ50%も増え、これまでの最高だった2012年の480件を超え、543件となった。毒物情報機関Tox Info SuisseのKatharina Schenk-Jägerは非常に多い件数だと警鐘を鳴らす。キノコ検査人の組合VAPKOのスポークスマンMarionna Schlatterは採れるキノコが増えれば食中毒も増えると説明する。毒キノコ判別のアプリも登場しているが、カバーしているキノコの種類は少なく、信じると危険だとされ、キノコ検査人に検査を頼むことが唯一の安全策だ。2017-11-02
Tox Info Suisse - Katharina Schenk-Jäger - Marionna Schlatter
付加価値税率下げに反応しない公共交通
連邦政府の年金改革案が国民投票で否決されたことで2018年1月1日から付加価値税率が0.3%引き下げられる。小売り大手MigrosとCoop、スイス郵便はこれに伴い価格を引き下げるが、SBBをはじめとする公共交通機関はその差額を留保するとしている。これに交通機関利用者は怒っており、鉄道愛好者団体Pro Bahn Schweizの会長Karin Blättlerも、これは意図的な攻撃であり、隠された値上げで、到底、承認できないと批判する。連邦価格監視人Stefan Meierhansも新聞NZZ am Sonntagが報道するところによると、ほぼ独占状態にある公共交通機関がこのカネを自らの懐に入れてしまうことは受け入れられないと話した。公共放送SRFの消費者番組Espressoでも、企業は国の信託で付加価値税を徴収しているのであり、その利下げ分は事実上、他者のカネだと批判した。公共交通機関側では何も発表していないが、Meierhansの試算によると利用者は年間2000万フラン余計に払うことになる。公共交通機関の声を代弁する団体ch-direkt総裁Monika Moritzはこの決定の理由として、運賃改正のコストは大き過ぎ、250の参加企業のシステムの適合は余りに複雑であり、0.5%と見られる2017年の物価上昇率で中和されるという3つの理由を挙げている。連邦価格監視人は、それでは利率が上がる場合のコストはどうなのかとの疑問を突き付け、12月10日のダイア改正までに公共交通機関側を交渉のテーブルに着かせたい考えで、強制的な価格引き下げも排除しないと表明している。2017-11-02
Pro Bahn Schweiz - Stefan Meierhans - ch-direkt
法人税率引き下げ、ヴォー州
二月の国民投票で減税による企業誘致競争の抑制が承認されたが、Canton de Vaudヴォー州は法人税率を半減する構えだ。州財務大臣Pascal Broulisは、競争は健康であり、既に多くのドイツ語圏の州がヴォー州で計画している税率よりも低い法人税率が適用されていると、国民投票結果に対する反逆ではないと主張する。22%から14%への税率引き下げは全国的に議論されているが、これは連邦の法人税改革に沿う措置で、税制優遇権利を持つ特殊法人を廃止するのが目的だとBroulisは説明する。州は連邦の法整備を待つことなく2019年に既に税率引き下げを実施する考えだ。この措置は異例なもので、大きなコストを伴う。州は毎年1億3000万フランの連邦からの財政均衡支払い金を失い、州の負債は増えることになる。ヴォー州は投資最適格にランクされているため返済利率は低く、構造的には財政は均衡を保ち続けるとBroulisは主張する。連邦が2021年に改革をスタートすることによるリスクは無いのかという質問に対して、これはやらなければならない事だと自信を見せる。国際的には英国のEU離脱、USAとフランスの法人税率引き下げとかなり大きな動きがあり、ヴォー州は今、手を打つ必要があると判断したようだ。2017-11-02
Canton de Vaud - Pascal Broulis - 財政均衡支払い金paiements compensatoires
駅禁煙の先行テスト
SBB-CFF-FFSスイス連邦鉄道は2018年末までにすべての駅の禁煙化を実現する考えだ。決定は年半ばに行われ、それまで5から6の駅で3つの禁煙形態について先行テストが行われる。12か月のテスト期間に試されるのはBasel SBB, NyonとZürich-Stadelhofenの完全禁止、Bellinzonaのホーム上の喫煙ゾーン、Neuchatelの喫煙ラウンジの3タイプだ。そこでは顧客の意見が集められ、報道が評価され、読者の声が分析される。さらに、各種団体の意見交換も予定されている。先行テストが行われる駅の間で集中的に焦点を絞った情報交換が行われる。喫煙規則は常に顧客からの問い合わせのテーマだとSBBでは説明する。ヨーロッパ各国に比べるとスイスの駅の喫煙規則は非常に自由だが、近年、禁煙への圧力が強まっているという。フランス、イタリア、オーストリア、オランダ、ベルギーでは駅構内は完全禁煙で、ドイツとノルウェーではホーム上の喫煙ゾーンでだけ許可されている。2017-11-02
SBB-CFF-FFS - Zürich-Stadelhofenシュタデルホーフェン駅 - Neuchatel
連邦大臣の初仕事
11月1日に連邦大臣に就任したIgnazio Cassisは前任者Didier Burkhalterの後を継ぎ外務担当となる。最大の任務はEU案件で、まもなくEUへの結束供出金の交渉が始まる。開発援助について彼が都のような態度で臨むかはまだ未知数だ。2017-11-02
Ignazio Cassis - Didier Burkhalter -
レジ袋有料、80%減る
小売り最大手のMigrosがいわゆるレジ袋を有料にして、5セントを徴収し始めて1年、その結果は予想を大きく上回る、80%の減少となった。経済心理学者のChristian Fichterはこれまで無料だったものが僅かな金額でも有料になるという心理が第一の原因だと考えるが、それだけではなく、レジではっきりと要求しなければならないことで心理的な敷居ができ、その時に周りの人の視線も気になることも原因だとする。しかし、何よりもプラスティック袋が環境に悪いという認識が広がったことが重要だと心理学者は話す。レジ袋を有料にするだけでなく、環境への影響についての啓蒙活動が行われたことで新しい社会水準が生まれ、それが集団圧力となった事が成功に導いたと考える。Migrosの動きにはCoopその他の大手小売りチェーンも追随しており、Coopだけでも850トンのプラスティックが節約されたと発表されている。レジ袋有料化は小売店が自発的に行ったわけではなく政治からの圧力がなければ実現しなかったと考えられる。まだレジ袋が無料の大手のVolgとLandi、そして小規模商店やコンビニが、商売に影響することはないという現実を認めてこの動きに同調することが望まれる。消費者の大部分は既に納得している。2017-11-02
Migros - Christian Fichter - Coop
文化財、耳長羊
Wallis-Valais州でハイキングをする人は度々、羊の鳴き声に驚かされる。この地方で多く飼育されている耳長羊Saaser Mutteは2000頭から300頭に減り、絶滅の危機にある。かつてはその肉と羊毛が深い谷の住民の自給自足生活には欠かせないものだったが、より採算性の高い種に取って代わられるようになった。さらに、3年前、犯罪ドラマを通じて有名になったSaaser Mutteは動物窃盗の対象となり、大量に連れ去られる事件が起きた。これは絶滅危惧種の保護の動きには大きな打撃となった。しかし、良い知らせもあり、ヴォー州の動物園La Garenneで一頭のSaaser Mutteが生まれた。希少種の保存団体Pro Specie RaraのPhilippe Ammannは一頭の羊で我々の歴史と文化は生き続けると喜びを表現した。国民総生産の見地からは、何のために耳長羊を飼うのか?という疑問が出るだろうが、Wallis-Valais州のような山岳地方にとって伝統は強い通貨なのだとAmmannは説明して、いつの日かこの地方産の羊肉がレストランのメニューに載ることを期待する。Pro Specie Raraの努力の結果、Saaser Muttenは回復しつつあり、協力する農家も増えている。この種についての飼育記録は残っておらず、遺伝子検査によって生息数を確定する必要があったが、現在、500頭ほどに回復していることが確認された。2017-10-31
Saaser Mutten - Pro Specie Rara - La Garenne
電気自動車、駐車2時間無料
スイスにはまだ400台ほどしか純粋な電気自動車が無いが、バーゼル市州は普及促進のために公共充電所の試験計画を始める予定だ。充電機が設置された電気自動車専用の駐車場を作ろうというもので緑の自由党の若いシンクタンクGLP Labの発案だ。GLP LabのAnna Boffoは充電施設が普及していないために多くの人が電気自動車の購入に二の足を踏んでいると、理由を説明する。バーゼル市州はそれとは別に計画を進めており、同市Allmendの時限駐車ブルーゾーンに10台分ほどの電気自動車専用スペースを設けるもので、バーゼル環境エネルギー局AUEのDominik Kellerは電気自動車を買いたいと思っているが車庫を持っていない人がターゲットだと話す。自動車クラブACSの会長でSVPの交通政治家Thomas Hurterは、これは良いアイデアではないと批判している。2017-10-30
GLP Lab - ブルーゾーン - AUE
空き巣対策ソフトウエア
冬は空き巣のシーズンだが、チューリヒ市警察が2013年に試用を始め、2015年に本格的に導入したPrecobsはPre Crime Observation Systemのイニシャルだが、これは犯罪予測ソフトウエアだ。事件の記録から典型例を導き出し、どこでどのような犯罪が起きる可能性があるかを予測するものだ。アアルガウ州警察、バーゼル市警察も導入しているが、この効果を計るのは難しい。犯罪を予防するための手段であり、どの事件がこのソフトウェアの効果によって起こらなかったかはカウントできない。チューリヒでは2012年に6000件前後だった空き巣が2015年には2500件にはっきりと減り、アアルガウ、バーゼルでも同じ傾向だ。チューリヒ警察のDominik Baloghは、相関関係は統計学的には表せないが、かつては空き巣のホットスポットだった区域では他のところよりも減少傾向が大きいという。ドイツのOberhausenのIfmPtによって開発されたこのソフトウエアは財産犯罪の予測にも適用できるとされており、チューリヒ市警察では掏摸や車泥棒に適用範囲を広げることを検討している。2017-10-30
Precobs - Stadtpolizei Zürich - IfmPt
タイ野菜から高濃度の農薬
タイから輸入されている野菜2009年にKantonslabor Basel-Stadtバーゼル市州検査所が32種のうち7種から農薬を検出して以来、同様の検査結果が続いている。5種類の殺虫剤が検出されたブロッコリもあった。チューリヒ州のKantonales Labor Zürichの検査では126種の野菜の5分の1から基準値を越える農薬が検出され、1種の白菜からは神経毒も検出された。アジア食品店だけではなく大手小売り店の野菜も検査対象だった。2017-10-30
Kantonslabor Basel-Stadt - Kantonales Labor Zürich -
また大きく融けた氷河
スイスの氷河は2016年10月と2017年9月の間に15億立方メートルの氷を失っとKryosphärenmessnetze der Akademie der Naturwissenschaften自然科学アカデミーの寒冷圏測定ネットワーク専門家委員会が発表した。これは氷の全量の3%にあたり、極端な現象だと専門家は警告する。 この量は猛暑の夏だった2015年のそれを上回る。氷河の計測はほぼ100年前から行われており、20の氷河を対象としている。この一年の票が交代の原因は短く雪の少ない冬と6月と8月の高温だ。氷河の融解はあらゆるところで平年以上で、特にベルン・オーバーランドとヴァッリス州の間で著しかった。2017-10-30
アレッチ氷河 - ローヌ氷河 - Kryosphärenmessnetze
今の70才は昔の60才と同じく元気か?
1990年代初めから連邦は年齢を健康の関係の統計を取り始めたが、2012年までに健康な年齢は確かに上がり、年金年齢後、男性は12.5年、女性は12.9年、健康を享受できるようになった。しかし、これが本当に健康年齢なのかは、統計が自己申告に基づくものだけにはっきりしない。多くの老齢者は自分が健康だと感じているが、診断結果と一致しない例が多いとチューリヒ大学の老齢研究者François Höpflingerは話す。2012年の調査でも自分の健康状態を過剰評価する傾向が強いという。65才から74才の人の73%は非常に健康だと感じているが、ほぼ半分が健康問題を抱えている。Obsanスイス健康観測所の調査によると50から54才の年齢層でも11%の二つ以上の慢性病を持っているが、75才以上ではそれが三つ以上になる。老齢者は医療のおかげで健康だと感じることが出来るようになったと考えられる。1948年に初めて国民基礎年金をそもそも受け取ることが出来た65才の人は現在の同年代の人とほぼ同じ割合で病気を抱えていた。抗生物質は既にあったが、感染症の威力は強く、死亡者も多かった。抗生物質が広く投与されるようになったのは50年代のことだ。生活習慣病はほとんど知られておらず、その治療も勿論、行われていなかった。心臓麻痺や脳卒中はそのまま死の宣告だった。当時、年金年齢に達した人は1948年から1965年の間には現在の同年齢の人よりも病気ではなかった。当時の人々は年取って見えた。日焼け止めはなく、歯科衛生は広まっていおらず、不十分な食餌による骨粗鬆症も多かった。肉体労働も人間をすり減らし、寒く、暗く、悪い空気の居住および労働環境は肺疾患や関節炎などの原因になっていた。50年代、60年代の経済発展により職住環境や栄養環境が飛躍的に向上したことを40年代生まれの人は享受することが出来た。医学も進歩し、予防医学が脚光を浴びることになった。そのため年々、平均年齢は上がり続け、経済的な環境も良好になった。人工関節が体の動きを保証し、増えた身体活動は心身の若さを保つことに寄与する。眼科手術のように非常な成功を収めている技術が昔は無かった身体機能の代替えをする。ただし今、槍は逆の方向に向いている。増え続けた経済的豊かさは長生きを助長したが、今それが太りすぎ、運動不足などによってマイナスの影響を与えている。60年前よりも健康にしているのは医学で、結局のところ、人はそれほど健康にはなっていない。2017-10-29
François Höpflinger - Obsan -
公開屠殺ショー
バーゼル地方州のSissachの精肉免許を持つ料理人Heiner Obererが地域の精肉店と協力して豚の公開屠殺ショーを行った。屠殺は伝統的な方法で行われ、精肉職人の仕事を身近に見てもらうことが目的だとされた。10人余りの見物人が集まったが、ショーはテントの中で行われ、通りがかりの人の目に入らないように配慮された。動物愛護団体STSは州政府に屠殺を見たい人は屠殺場に行くべきだと抗議した。村の教会の牧師も反対運動を行い、大衆新聞Blickは反対キャンペーンを繰り広げた。2017-10-28
Sissach - STS - Blick
Gotthard第二自動車トンネル
第二のGotthard自動車トンネルの建設が2020年に始まることになった。第一トンネルの東70mのところに掘られ、長さは同じ16918mだ。 600万トンの岩石が掘り出されることになり、280万トンは Urnerseeウーリ湖の再自然化に使われ、250万トンはAirolo地区の地形モデリングと高速道路の部分屋根の建設に使われる。開通は早くても2027年になり、ふたつのトンネルを如何に使うかはまだ決っていない。両方が同時に通行可能な状態になるのは2030年とされている。建設計画は2016年2月の国民投票で承認された。2017-10-25
Gotthard Strassentunnel - Urnersee - Airolo
外国人警察100年
1917年ヨーロッパでは第一次世界大戦が吹き荒れており、各国は外国人の到来に神経質になっていた。 これがスイスにおけるFremdenpolizei外国人警察の設立の契機となった。それまでは人物自由往来はヨーロッパの根本的な規則だった。外国人警察は戦争中の一時的な組織として設立されたが、国民主義の台頭が組織を延命させることになった。歓迎されない外国人からスイスを守るという風潮が強くなったためだ。第二次大戦後、Fremdenpolizeiは政治のステージでは次第に背景に下がった。近年は反外国人を鮮明に打ち出すSVPスイス人民党の台頭に見られるように、外国人問題が大きくなるとともにFremdenpolizeiの役割は政治によって左右されるようになっている。2017-10-24
Fremdenpolizei Bern - 第一次世界大戦 - SVP
年金金庫は反パリ協定
独立のテストによると年金金庫は気候変動を助長する企業に好んで投資している。パリ気候協定の目標は工業化以前と比べて気温上昇を2度に抑えることだが、年金金庫の運用投資がこのまま続けば、6度の上昇になるという計算になる。再生可能エネルギーの施設建設は世界市場の企業に大きく後れを取っている。もちろん、気候に100%許容可能な年金金庫も勿論ある。テストはBafu連邦環境局の依頼でシンクタンク2°Investing Initiative(2度投資イニシアティブ)が行ったが、その会長Jakob Thomaは、世界経済が2度のレールに乗っていないことがまず問題だと説明する。BafuのSilvia Ruprechtが年金金庫が地球温暖化に助長する企業だということを知らずに投資している例が少なくない。Thomaはしかし、年金金庫の運用投資にははっきりとした変化が見られ、2度目標がまだ達成できる希望はあると信じている。2017-10-24
パリ気候協定 - 2°Investing Initiative - Bafu
ジビエは外国産
狩りのシーズンが終わりに近づき、レストランのジビエ・シーズンは最盛期を迎えている。鹿、赤鹿、シャモアなどの肉が十分、熟成してテーブルに出されるのを待っている。しかし、肉の大部分はスイスからのものではなく、70%は輸入品だ。そして提供される野生動物はすべてが野生動物ではない。野生動物の飼育はスイスでは30年前から行われているが、市場に占める割合は10%ほどで、非常に小さい。スイスには飼育が許される十分な場所が無いと鹿飼育組合の会長Martin Schurterは説明する。鹿飼育のためには地域計画、肉の品質、動物愛護などについて多くの役所と話し合い、その許可を得る必要があり、非常に多くの時間がかかる。鹿は驚きやすい野生動物で、突然、早く逃げ出す。そのため、広い場所が必要で、柵の造りにも厳密に規定されている。角が引っかからないように金網の網の目の大きさまで決められている。そして、これらの規定を満たすための方策には助成金も農業報奨金も一切ない。これからも野生動物の飼育はニッチな分野に留まりそうだ。2017-10-24
赤鹿 - シャモア - Martin Schurter
ショッピングセンターに未来はあるか?
この6年間、25の大型ショッピングセンターで合計5億フランの売り上げ減が記録された。業界団体は、これは一時的な不振ではなく、オンラインショッピング、外国への買い物旅行そして価格低下などにより大幅な市場の変化が進んでいると報告している。原因は近年大幅に変化した人々の消費行動で、商品と設備使用提供とのミックスであるショッピングセンターという形態はついて行けなくなっている。スイスのモールの平均年齢は28年で、改築の遅れは巨大だ。しかし、業界は改変期にある。それぞれのセンターが競争力を取り戻すために様々な戦略を立てている。2017-10-24
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オレオレ詐欺、手違いで釈放
今27才のポーランド人は2016年12月に詐欺未遂で逮捕され、犯行を認めチューリヒ州Uster地区裁判所で8か月の懲役刑を言い渡されたが、検察は罰が軽すぎるとして上告し、12か月の刑を要求た。このオレオレ詐欺の受け子役を受け持った男は第一審の刑期を終えたが、刑務所では上告されていることを見逃し、身柄を移民当局に引き渡し、そこから彼はポーランドに送還された。当然ながらポーランド人は上告審には現れず、審理は被告人無しで行われ、12か月の刑が言い渡された。もし彼がスイスで見つけられた場合には残りの刑期を刑務所で過ごさなければならないことになる。2017-10-24
Bezirksgericht Uster - オレオレ詐欺 Enkeltrickbetrug -
GEの人員整理、1300人に
USAのGeneral Electricは3年前にフランスのAlstom Powerを買収したが、本社の財務の失敗のとばっちりがスイスに及び、国内の4500人の従業員のうち、さらに1300人が整理される見通しだ。被雇用者組合Angestellte Schweizによると人員整理は9月に既に終了する予定だったが、11月13日の株主総会でCEO、John Flanneryがリストラクチャリングを発表するまで保留していると見られる。2017-10-24
General Electric - Alstom Power - John Flanneryフラナリー
Cézanne作品で争い、ベルン美術館
Cornelius Gurlittが父親から相続しており、Kunstmuseum Bernベルン美術館に寄贈した絵画のうちの重要な一点、Paul CézanneのLa Montagne Sainte-Victoireは3千万ユーロの価値があるとされているが、Cézanne家が同家から盗まれたものだとしてその所有権を主張している。Kunstmuseum Bernにとっては作品が高い価値を持ち、美術館はCézanneの風景画を一点も保有していないという理由で非常に重要だとGurlitt識者Stefan Zuckerは説明する。館長Nina ZimmerはドイツのDeutsches Zentrum Kulturgutverluste消失文化財センターがこの作品を盗品ではないと判定しているとコメントしているがGurlittの父親が作品を入手した経緯は解明されておらず、美術館とCézanne家は話し合いを始めた。これまで話し合いには進展が見られず、法廷外での解決には長い時間がかかると見られている。2017-10-22
La Montagne Sainte-Victoire - Cornelius Gurlitt - Deutsches Zentrum Kulturgutverluste
気温急降下
昨日まで続いた黄金の10月は昨日土曜日から日曜日にかけて一転し、気温は10度前後下がった。強い低気圧の影響で、突風、雨、そして山では雪が息を飲むような風景を演出した。低温はこの二日ほど続くが、火曜日には最高気温が16度まだ上がるという予報が出ている。2017-10-22
SRF Meteo - -
卵子の凍結保存の理由は?
2012年以来、卵子の凍結保存が許されているが、その理由は大方で信じられているように、キャリアのためではない。Universitätsspital Zürichチューリヒ大学病院のKinderwunschzentrum子供の希望センターによると凍結保存を希望する女性で最も多いのは癌に罹った人で、化学療法によって卵巣が毀損される例が多いという事実によるものだという。2017-10-22
卵子凍結保存 - Universitätsspital Zürich - Kinderwunschzentrum
電話市場調査は時代遅れ?
市場調査会社GfK は電話による調査業務を停止し、Hergiswilのオフィスを閉鎖した。77人が職を失うが、原因は対象者が電話よりオンライン回答を好む傾向が顕著になったことだ。新聞Luzerner Zeitungは、今年、電話による調査は5万件減ったと報道している。GfKによると電話調査に従事していたのは大部分が地域の主婦や学生で、時給で働いていた。ドイツの本拠を持つGfK Internationalに属するGfKはツーク州のRotkreuzに本拠を移し、230人の正社員とパートタイマーで業務を続ける。2017-10-21
GfK 日本 - Hergiswil - Rotkreuz
古着収集に郵便も参入
Wallis(Valais)州の一部でスイス郵便がTexaidと古着収集を受け持つことで合意した。これまで収集はスイス赤十字の救急運動下部組織Samaritervereinが一手に受け持っており、その収入源が失われると危機感を表している。Samaritervereinはコンテナーを設置してそこに投入された古着の取扱いによって収入を得ているが、郵便が戸別に収集をするために、優位になると見られる。Samaritervereinはこの収入によって救急教育を運営しており、 Wallis州のSamariterverein組合の会長Andreas Schallerは大災害だと表現している。一方、スイス郵便のOliver Flüelerはこの新しいサービスによって収入不足を補うことは重要だと話している。2017-10-21
Texaid - Samariterverein - Oliver Flüeler
スイス代表が好成績、職能オリンピック
アブダビで開かれていたWorld Skillsいわゆる職能オリンピックでスイス代表チームは20個のメダルを獲得して中国に続く好成績を収めた。20個のうち11個が金メダルだ。 決められた時間の中で完璧な仕事をする厳しい条件の中で、自動機械技師、パン職人、家具職人、看護士、縫製職人、景観庭師などが第一位になった。次のWorld Skillsは2021年に上海で行われる。2017-10-20
World Skills - SRFスイス公共放送 -
長距離定期バス計画
現在、スイスには長距離定期バスは存在しない。連邦内閣は昨日、公共交通網に全国的な長距離バスを組み込見たい考えでその概要を報告で発表した。しかし、発着地は都心部には許可されないと見られる。2017-10-20
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国際税スパイ裁判始まる
連邦情報機関NDBの依頼によってドイツの税査察官をスパイした疑いで告訴された探偵Daniel M.の裁判がフランクフルトで始まった。ドイツNordrhein-Westfalen 州の税査察官がスイスでドイツ人所有の銀行口座情報の載ったCDを買ったが、これはスイスの銀行秘密法に違反するため、スイスは情報窃盗に対して動いた。Daniel M.は2011年にCDをを入手したドイツ税査察官を突き止めた。この情報をもとにスイス検察は2012年3月に3人のドイツ税査察官の逮捕令状を取った。 Daniel M.の弁護人Valentin Landmannは、彼はスイス連邦のために働いたのであって、事実上の被告はスイスだと述べた。事を複雑にしているのは、スイス連邦検察がDaniel M.に知らせることなくスパイ活動の疑いでDaniel M.の捜査命令を出したことで、その動きには世界的に有名な探偵Werner Maussが一役買ったことが知られており、Daniel M.の逮捕に道筋をつけたとされる。Mauss自身は脱税の疑いで裁判にかけられている。2017-10-18
NDB - Daniel M. - Werner Mauss
公共交通無料の住民発議
La Chaux-de-Fondsで緑の党とほぼすべての左翼勢力によりヌシャテル州全域で公共交通を無料にする住民発議運動がスタートされた。発議委員会は公的資金の負担は年間3300万フランになると試算している。資金を調達するために、発議者はリソースの最適化、所得税の控除の縮小、企業の参加、広域的な駐車料金の値上げを提案している。発議には2018年4月13日までに4500の署名を集める必要があり、それが実現すれば住民投票にかけられることになる。2017-10-16
La Chaux-de-Fonds - ヌシャテル州 - initiative cantonale
少なすぎる国家学の授業
間もなく投票に行けることを喜ぶ高校生は少なくないが、政治の知識があまりに少ないと感じている生徒は多い。Wallis州では政治学の授業が歴史の一部として行われる高校もあるが、内容は教師が自由に組み立てることが出来るようになっている。 これは、ドイツ語圏の高校では一般的だ。ベルン大学の政治学教授 Isabelle Stadelmannは政治教育は貧しすぎると考えるが、これは教える者だけの責任ではなく、政治教育は教育計画の中で様々に定義されており、多くの場合、非常に不明確なためでもあると話す。教育計画と実際の授業の間には大きなブラックボックスがあると教授は付け加える。国レベルでの政治教育充実案はこれまで常に先送りされてきた。しかし、州レベルでは今、動きが出ており、バーゼル市州の青年自民党は政治を教科のひとつにしようという要求を出している。ティチーノ州では三週間前に有権者が国家学を将来、独立した教科にして、若者の政治教育を強化することに賛成した。 まもなく若者の政治意識が高くなるかも知れない。2017-10-16
Wallis-Valais - Isabelle Stadelmann - 国家学Staatskunde
死ぬほど保護されている、中世の町?
シャフハウゼン州Stein am RheinのRathausplatz市議会広場は中世の町の最も上級な例のひとつだ。 中心部とその周辺は厳しい法的制限によって保存されている。しかし、市長Sönke Bandixenには心配がある。夜になると美しい町の現実が明らかになる。 灯がともる窓は数えるほどだ。外から見る分には素晴らしいが、この家々に住むには多くの快適さを諦めなければならない。エレベーターは無く、窓は小さく、多くの場合バルコニーは禁止され、間取りは不便で狭く、天井は低い。改築しようとする人は文化財保護と話し合わなければならなく、時間だけではなくお金もかかる。小さな町に活気を取り戻すためにStein am Rheinは振興計画を策定した。旧市街で現代的に働いたり住んだりすることが出来るようにしようとする試みで、新たに組織される部署が改築計画を全面的に支援することになる。企業活動も活性化が図られ、競争力を高めて、企業を旧市街に呼び込む作戦だ。市の意図はしかし、文化財の保護を第一にするというもので、そんためのコスト増には市が補助金をつぎ込む。市長の描くヴィジョンが州文化財保護のそれと折り合いがつくかどうかはまだ分からないところだ。市長はバルコニー、駐車場、エレベーターなどの現代的な施設を考えているが、文化財保護にとっては歴史的な建築物の保存が第一の使命であり、外観だけを残して内部を変えてしまうというアイデアは問題にならない。改築される物件のすべての細部について熱い議論がされることになる。2017-10-16
Stein am Rhein - Sönke Bandixen - 州文化財保護Denkmalpflege
戻って来たカワウソ
30年前にスイスの河川から見られなくなったとされるユーラシアカワウソが最近、目撃されることが多くなっている。消滅の原因は1960年から1990年の間の工業毒による河川の汚染で、餌である魚の汚染によってカワウソの生息が難しくなったことだ。 近隣国では、大規模な魚養殖が行われるところでカワウソが再び増えているが、スイスにも戻って来ており、生殖の標しも発見されているという。今後もこの傾向が続くほど水質が良くなっているかどうかは不明だ。2017-10-15
ユーラシアカワウソ - -
連邦の家の光と音のショー、今年も
スイス国政の中心、ベルンの連邦の家をスクリーンにする光と音のショーRendez-vous Bundesplatzが今年も昨日始まり8700人の見物者が集まった。今年のタイトルはResetで、500年前の宗教改革がテーマだ。中世から今日までの、印刷の発明、カトリックとプロテスタント教会の分離、新大陸の発見などの出来事が映し出される。Luther, Zwingli, Calvinの宗教改革者も当然、死の舞踏、ペストの流行などとともに現れる。この国内外から毎年、50万人を超す見物人が集まるスペクタクルは11月25日まで毎日、19時00と20時30の間の25分間行われる。2017-10-14
Rendez-vous Bundesplatz - Bundesplatz - 宗教改革
山崩れから2か月足らずで復旧
巨大な山崩れから2か月足らず、グラウビュンデン州Bergellの谷の村Bondoに通じる仮設橋が開通して、今日、最初の住民がその住居に戻った。 危険が無いと判定された区域は避難命令が解除されたが、帰還するかどうかは65人の住民の自由意思に任された。 水道と電気は復旧し、8月23日以来、自宅で宿泊することが出来なかった人々は、安全区域に限るが、今夜から自分のベッドで眠ることが出来る。 復旧には大きな労苦が払われ、応急橋の建設と接続路の再整備、水道と電気の復旧、下水道の清掃が行われた。 残されていた家畜は、市民防衛に伴われて一時帰宅した住民によって餌が与えられ、飢えることはなかった。長く人の姿を見ることのなかった村の猫たちは未だに不安げだ。帰還した人たちは午後の早い時間に村の広場に集まり、レストランの主人Donato Salisはテーブルの洗浄を始めた。二人の女性住民Ruth HofmeisterとAda Salisは村の泉を花で飾り、栗乾燥小屋に火を入れた。州の執行議員Mario CavigelliとChristian Rathgebも広場での集まりに参加し、レストランは満員となった。赤のゾーンと呼ばれる危険区域に戻ることはまだできないが、山Piz Cengaloが落ち着き、村の日常が戻ることを村民は願っている。2017-10-14
Bondo - Bergell - Piz Cengalo
アルプス雷鳥に空気が薄くなる
今、アルプスでハイキングすると、携帯を見続けない限り、気候変動は明らかで、目に見えると、ヴァッリス州選出の国会小院議員Beat Riederは夏会期でDonald Trumpを念頭に発言して、同僚議員の賛同を得た。 氷河の縮小、永久凍土の融解、スキーリゾートの雪不足など劇的な変化がアルプスで起きている。動物界の変化は目に付きにくいが、これも確実に起こっている。 Alpenschneehuhnアルプス雷鳥は生息高度を上げ続けており、この20年で生息域は120m高くなった。国立公園長のHeinrich Hallerは、これは顕著な変化であり、アルプス雷鳥が生息できる高度の山は何処にでもある訳では無いという状態になっていることが問題だと説明する。アルプスの高峰の気温が生息に適さないほど高くなる場合はアルプス雷鳥は生息できなくなる。雪の白さで身を守る雪ウサギも高く上っており、多くの昆虫、カタツムリ、蝶も同じ動きをしている。植物界もこれを逃れることは出来ず、頂上付近の植物は消えるものが新しい植物に取って代わられている。 最後の氷河期からの生き残りであるアルプス雷鳥は前アルプスでは絶望的だがアルプス中心部では生き延びることが出来ると考えられている。2017-10-13
Beat Rieder - Heinrich Haller - Alpenschneehuhn
持ち主を探す500億フラン、年金金庫
スイスの年金金庫プールBVGに眠る持ち主が届け出ていない金額は500億フランに上り、連邦財務監査は詳しい調査を始めた。各企業が独自の年金金庫を持つスイスでは転職の際に年金口座の残高を新らしい職場の金庫に移す必要があるが、連邦財務監査によると、この手続きをしていない人が36%に上る。移されなかった残高は増え続けており、年金金庫プールの残高は10年前の300億フランだったが、現在は500億フランを超えた。連邦財務監査のWalter Rislerによると連絡を受けた口座所有者の半分は、単に忘れたとしており、10%は新しい職場の年金金庫の財務状態が悪そうなので元の金庫に残したとしており、他の10%は税金対策という理由を挙げている。移った企業の年金金庫に不足年数分を追加払い込みが出来る人はその分を税金から控除できるために、少なくとも一時は節税が出来る。 連邦内閣はこれを防ぐために検査を強化したい考えだが、年金金庫はコスト増を理由に強く反対しているとBVGのMarc Gambaは説明し、年間27000件を問い合わせるためには新規に人員を雇用する必要があるとしている。サンクトガッレンの年金金庫AsgaのSergio Bortolinはもっとはっきりと「我々は10万人の口座を運用しており、毎年の新規加入はその3分の1で、それをすべて電話や書面で問い合わせるになると、10から15%のコスト増になり、それは加入者が負担することになる」と話し、飲食業など転職が多い業界ではパートタイマー、期限付き雇用などを受け入れる年金金庫はないと断言する。2017-10-13
連邦財務監査 - BVG - Sergio Bortolin
新10フラン紙幣
SNBスイス国立銀行は今日、新10フラン紙幣を公表した。紙幣は現紙幣と同じく黄色が基本色で、スイスの組織力がテーマになっており、主要要素は時間だと発表されている。 新紙幣シリーズの基調は「多様なスイス」で、2016年4月の50フランの風、今年5月の20フラン紙幣の光に続くものだ。新10フラン紙幣も他の新紙幣と同様、有名な人物は描かれていない。新10フラン紙幣は10月18日にベルンとチューリヒの国立銀行ならびに14の州銀行本店の国立銀行代理店に用意されることになっている。次の新紙幣は2018年の200フラン、続いて1000フラン紙幣が予定されている。2017-10-11
新10フラン紙幣 - SNB -
新聞読者の3分の1はオンライン
広告メディア調査会社Wemfの調べによると、スイス人の93%は定期的に紙の新聞を読んでいる。これは昨年春に比べると1%の減だ。読者の3分の2は主に印刷された新聞を、その他はオンラインで新聞を読んでいる。 最も読まれているのは無料新聞20Min.で、全国で320万人の読者がいる。第二位はBlickで、ネット読者数がペーパー読者数を上回る唯一の大手新聞だ。新聞雑誌の読者数はこの一年、高いレベルにとどまっており、紙媒体への広告が減少していることの合理的な説明できないとWemfはしている。日曜新聞ではSonntagsBlickが最も読まれているが、印刷部数は583000に減っている。SonntagsZeitungは581000部で、これも減っている。NZZ am Sonntagは前回調査では部数を増やしたが、今回は414000となった。独自のサイトはこの3月に初めて作られた。 この2月のSchweiz am Sonntagの廃刊の他紙の読者数への影響は出ていないとしている。2017-10-10
Wemf - 20Min. - NZZ am Sonntag
年金処理で3億円の損
国民基礎年金、障害者年金の手続きや処理にはまだ大部分が紙が使われている。 労災保険でも類似の作業が行われるが、Sumexと呼ばれるソフトウエアによるデジタル化が80%に達している。一方、国民基礎年金、障害者年金では7同じソフトウエアが導入されているにもかかわらず0%がまだ紙の形で事務処理が行われている。連邦財務検査の試算によるとデジタル化によって節約できるコストは300万フランを超える。Sumexが普及しない原因は連邦財務検査のMichel Huissoudによると船頭が多すぎるとことで、誰も責任をもって事に当たっていないことだ。連邦社会保障局のCorinne Zbärenはこれに反論して、関係部署が多いことで、概要が欠けていたためだとして、2018年末までには見通しが着くように努力するしている。2017-10-10
Sumex - Michel Huissoud - Corinne Zbären
下水に無数の金属
調査機関Eawagは下水と浄水場での重金属の調査によると、毎年、150万フランの価値がある金と銀が下水に流されている。調査結果からの推計では銀3000キロ、金43キロ、ガドリニウム1070キロ、 ネオジム1500キロ、イッテルビウム150キロに上る。ハイテク工業、製薬工業では希少金属が使われることが増えており、触媒などに使われた無数の金属は下水に流されている。 Eawagの環境科学者Bas VriensとMichael BergはBafu連邦環境局の依頼で64の浄水場の下水汚泥と浄化された水を調べた。ヴァッリス州やグラウブンデン州で多く見つかるヒ素は地質が原因だと考えられるが、ジュラ州で高濃度で見つかるルテニウム、ロディウム、金はあきらかに時計工業からのものだ。ティチーノ州では高濃度の金が見つかる地域があるが、これは金精錬所の立地する地域だ。殆どの金属は環境や健康に害を及ぼす量ではないが、銅と亜鉛の濃度が許容値を超えるところがあり、近年使われるようになった希少金属の環境と健康への影響はまだ十分に知られていない。2017-10-10
Eawag - Bas Vriens - Michael Berg
生き返るInterrail
1972年にヨーロッパの多数の鉄道が共同で始めた自由パスInterrailが今年、スイスで史上最高の売り上げになる様子だ。 両親の世代のような団体旅行を嫌い、自らの足でふたつの大戦を生き延びたヨーロッパを見て回ろうとした68年世代に人気だったInterrailは当時は21才以下の若者に限定されていた。様々な変遷を経て、Interrailは全ての年齢層が手に入れることが出来るようになっている。 スイス連邦鉄道SBBのシニア国際マーケティング・シニアマネージャーのによると2017年の売り上げは前年比30%増となりそうだ。 全ヨーロッパ25万㎞の鉄道網を利用できるパスには年齢やオプションによって価格が違うが、例えば、若者の2等利用、15日で237フランだ。 Interrailが人気になっているのは、人々が再び体験旅行を望無用になったのが理由だが、ソーシャルメディアで広く宣伝されていることも寄与している。Instagramには60万を超える #Interrail がポストされている。 最も売り上げが増えた年齢層は年金生活者で、2年間で8倍に増えた。この年代層はまさに最盛期にInterrailを利用していた人々だ。2017-10-09
Interrail 1972 - Interrail - Doro Engels
銀行の主力は不動産ローン
起業に資金を提供するのが銀行の使命だと教科書には記されているが、それは今、例外的なものになっている。 銀行は不動産の取引により最も大きな収入を得ている。 100年前には不動産金融は銀行融資の半分ほどだったが、その割合は大きくなり続け、現在は85%になっている。しかも、この数字には実際の不動産売買には関係のない不動産金融は含まれていない。この傾向は世界的なものだが、スイスの推移は目立っており、世界で最も高い割合となっている。 不動産以外の金融は減っているだけではなく、80年代末の国民総生産の40%だったものが、25%となっており、企業の外部資金依存が減っているのは明らかだ。 中小企業への融資には不足が無く、スイス商工組合の代表代行Henrique Schneiderによると、企業はかつてないほどの借入金を抱えているが、融資の大部分は不動産と連結されている。 不動産なしでも融資は可能だが、その場合の条件はかつてよりも厳しくなっている。しかし、金融界の規則強化はそれほど重大な原因ではなく、2008年以来、企業の投資が減り続けているのが主な原因で、企業は金利の高い借入金を返済することに力を入れているとルツェルン州銀行のDaniel von Arxは説明する。 他の金融が減っている分、不動産金融の国民総生産に対する割合は大きくなっており、SNB国立銀行によると1985年には70%だったものが、2016年には140%となり、さらに増える傾向にある。 しかも、この数字には国民総生産の10%にあたると試算される年金金庫や保険会社の不動産金融は含まれていない。 現在のようなゼロ金利の時代には非銀行金融機関も不動産に手を伸ばしており、銀行は不動産の直接仲介などの対抗策に出ている。2017-10-09
Henrique Schneider - Daniel von Arx - SNB
貧困率7%
政治の世界では年金生活者は触ってはいけない住民グループだ。10日前の年金改革を問う国民投票はまたこれを明らかにした。右翼、左翼を問わず、政党はこぞって年金水準の維持を主張した。 これは、これから年金生活者になる人たちに対する給付が小さくなることを意味する。支給額が変わらず、受給者がますます長生きすることになれば当然、年金額は膨らみ続ける。今の年金政策は社会政策ではなく、票を集める道具として使われている。 投票者の3分の1は65才以上、5分の3は50才以上だ。年金生活者は飢えることはない。収入は現役世代よりも少ないが、子育てが終わっていることで支出も少ない。何よりも多くは多額の財産を所有している。BfS連邦統計局の最新の2012年から2014年の統計によると、夫婦家計は6000フランの、独身家計は3500フランの月収がある。これは大まかに言って、若い世代の家計よりも3分の1少ない。しかし、年金生活者は若い世代の数倍の財産を所有しており、また、これは増える傾向にある。この財産が生み出す収入は平均、毎月130フランになると試算されている。チューリヒ州の2014年の統計によると、65才以上の夫婦所帯の財産は平均530000フランかそれ以上で、65才より若い世代の財産はこれより70000フラン少ない。65才以上の夫婦所帯の3分の1の財産は120万フランを超える。4分の3は177000フラン以上の財産を所有する。これは課税対象財産であり、職業年金には課税されず、不動産は公示価格よりも高い価値を持つことが普通であるため、実際の財産額はこれよりもはっきりと高いと考えられる。従来の年を取ると貧乏になるという説は現実から大きく外れている。勿論、高齢者の貧困は実在し、国民基礎年金AHVの補完給付の数字からは、年金生活者の8分の1、約20万人は貧困で一方、2015年の抽出調査によると全世代では57万人が社会補助を受けている。これは全人口の7%が社会生活を行うためには収入不足であることを示している。65才以上の収入不足は14%で、若い世代よりもはっきり大きな数字だが、ここでは所有財産は考慮されていない。2017-10-04
BfS - チューリヒ州財務部 - AHV
依然、競争力一位のスイス
WEF(世界経済フォーラム)の2017年報告によると、国際競争力ランキングでスイスは第一位を保った。 138か国が対象となった調査ではインフラストラクチャー、健康、義務教育、労働市場、イノヴェーションなどの12項目が比較された。 WEFのThierry Geigerは、スイスは規模は小さいがイノヴェーションでは世界の大国の一つで、世界の研究機関が集まり、柔軟な労働市場を持ち、有能な人材にとって魅力的だとしている。 フォーラムはリベラリズムを標榜しており、労働市場は最大の融通性を持たなければならないと主張するが、それは労働者の保護と組み合わされなければならないと、直近では大きな困難を伴うと考えられる最近のフランスの労働法改革を例に挙げて説明している。 しかし、その一方で労働組合組織Travail.Suisseは2005年と2015年の間に労働条件は悪化し、労働市場の柔軟化は一方的なものであり、労働者だけがその負担を受けているとする報告を発表している。2017-10-02
WEF - Thierry Geiger - Travail.Suisse
大麻使用、チューリヒでも罰金廃止
先週、チューリヒ州では大麻喫煙に対する罰金が廃止された。 トゥールガウ、アアルガウ両州では既に廃止されているが、サンクトガッレン州の100フランなど罰金が課される州が多い。10g以下の大麻所持は連邦法では禁止されておらず、連邦裁判所もそれを確認しているが、州によって対応が異なっている。 26の異なった適用法があることに最も困惑しているのが警察で、特に州を跨ぐ事例では難しい問題が起きるとしているとスイス警察官組合書記局長のMax Hoffmannは訴える。2017-10-02
大麻 - チューリヒ - Max Hoffmann
また高くなる暖房燃料
2008年から徴収されているCO2課徴金は来年から1リットルにつき3セント上げられる。BAFU連邦環境局によるとこれはCO2排出量が減ってはいるものの、目標には達していないためで、目標が達成されるまで課徴金は自動的に増額されることが法律には明記されている。 2016年のCO2排出量は気候要素調整後で1761万トンで、1990年に比べて24.8%の減少となったが、目標は27%の減少であり、そのため課徴金は1トン当たり84から96フランに上げられる。 冬が寒かった2016年には前年比で排出量が逆に増えており、課徴金増額により、自発的な燃料の節約が促進されることが期待されている。 2016年にはこの課徴金による歳入が11億7千万フランとなり、各州の建築物計画に割り振られ、250万フランはTechnologiefonds技術基金に振り込まれ、余剰金は住民と企業に還元される。2017-07-12
CO2課徴金 - Technologiefonds - BAFU
嵐低気圧で大きな被害
7月8日にスイスを横断した低気圧は、アアルガウ州のZofingenを中心に未曽有宇の被害をあたえ1500件の被害届が出された。 駅の地下道二本は水没したが、排水作業がおこなわれ現在、すでに通行可能となっている。 駅の駐車同に通じる中央地下道は完全に水没し、100台余りの自動車が運び出された今も閉鎖されている。救助と後片付けには450人余りの人が参加し、非常出動は終了したが、地域の後片付けにはさらに数日かかると見られている。2017-07-11
Zofingen - BLICK.CH -
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